Vcl.Forms.TApplication.OnException
Delphi
property OnException: TExceptionEvent read FOnException write FOnException;
C++
__property TExceptionEvent OnException = {read=FOnException, write=FOnException};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | public | Vcl.Forms.pas Vcl.Forms.hpp |
Vcl.Forms | TApplication |
説明
未処理の例外がアプリケーションで起こった際に、発生します。
OnException を使用すると、例外がアプリケーション コードで処理されなかった際に起こる、デフォルトの動作を変更することができます。OnException イベント ハンドラは、HandleException メソッドで、自動的に呼び出されます。
OnException は、メッセージの処理中に発生した例外のみを処理します。アプリケーションの Run メソッドの実行前後に発生した例外については、OnException イベントは生成されません。
例外が、アプリケーション コードの try ブロックを介して渡された場合、アプリケーションは自動的に HandleException メソッドを呼び出します。例外オブジェクトが EAbort でない限り、HandleException は OnException ハンドラを呼び出します(存在する場合)。そうでなければ、ShowException を呼び出して、エラーが発生した旨を示すメッセージを表示します。
TExceptionEvent
は、OnException イベントの型です。これは、アプリケーション内で例外を処理するメソッドを指しています。Sender
パラメータは、例外を発生させるオブジェクトで、E
は例外オブジェクトです。
メモ: TApplicationEvents コンポーネントを使用してもこのイベントに応答することができ、その場合 IDE を使用してイベント ハンドラを割り当てることができます。
関連項目
- Vcl.Forms.TApplication.HandleException
- Vcl.Forms.TApplication.ShowException
- Vcl.AppEvnts.TCustomApplicationEvents.OnException