FMX.Graphics.TBitmap

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System.Classes.TInterfacedPersistentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTBitmap

Delphi

TBitmap = class(TInterfacedPersistent, IStreamPersist)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TBitmap : public System::Classes::TInterfacedPersistent

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
FMX.Graphics.pas
FMX.Graphics.hpp
FMX.Graphics FMX.Graphics


[説明]

TBitmap は、ビットマップをカプセル化したものです。

TBitmap は、強力なグラフィック オブジェクトで、イメージの作成、処理、およびメモリへ、またはファイルとしてディスクへ格納するために使用されます。 TBitmap はビットマップ グラフィックの内部イメージを保有しており、描画される際にパレットの実体化を自動的に管理します。 また、内部 Canvas も持っています。

TBitmap は、CreateFromStream および CreateFromFile を使用して、ストリームや名前を指定したファイルから作成することができます。 現在のの TBitmap に格納されているイメージは、指定されたストリームまたはファイルから読み込み、またはそこへ保存することができます。 各プラットフォームでサポートされている形式の一覧については、TBitmapCodecManager を参照してください。

TBitmap には、幾何学的操作や色の操作を行うための基本的なメソッドがカプセル化されており、RotateFlipHorizontalFlipVerticalInvertAlphaReplaceOpaqueColor といったものがあります。 ビットマップ データに直接アクセスするには、メソッド Map および Unmap を使用します。 ビットマップ データに対するアクセスは、読み取り専用、書き込み専用、または、読み取りおよび書き込みで行うことができます。 ビットマップのピクセルの内部形式について情報を得るには、PixelFormat プロパティを使用します。 ビットマップ データの属性は、TBitmapData レコードで指定されます。 Map は、TBitmapData へのh指定されたアクセスを取得し、それが成功した場合には True を返します。 Map を呼び出した後、Unmap を呼び出します。 FMX.Types.TPixelFormat には、ピクセルを TAlphaColor として操作するためのルーチン群が格納されています。

TBitmap を格納および操作するコントロール(TImage など)は、そこに格納されているビットマップにアクセスするための IBitmapObject インターフェイスを実装しています。

関連項目