モバイル チュートリアル：リモート通知を使用する（iOS および Android）

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このチュートリアルでは、iOS または Android のモバイル デバイス上で、リモート通知（プッシュ通知）を構成し使用する基本手順を説明します。

メモ： Kindle Fire デバイスでは、プッシュ通知をサポートしていません。

リモート プッシュ通知

リモート通知とは、サービス プロバイダからデータ チャネルを使ってリアルタイムでモバイル デバイスに送信される通知です。

iOS と Android の両方にリモート通知が組み込まれており、RAD Studio では以下のプロトコル、クラウド プロバイダ、バックエンド サービスをサポートする REST BaaS フレームワークを提供しています。

• プロトコル：
  • iOS の場合： Apple プッシュ通知 APN
  • Android の場合： Google クラウド メッセージング GCM
• クラウド サービス プロバイダ：
  • Parse
  • Kinvey
• バックエンド サービス：
  • EMS

プッシュ通知を受信するには、メッセージング サービス（APS または GCM）、デバイス、クラウド サービス プロバイダ、EMS、および RAD Studio アプリケーションを、このモバイル チュートリアルの 3 つのページで説明する手順でセットアップする必要があります。

メモ：

• リモート通知という用語は、Apple プッシュ通知と Google クラウド メッセージングの両方を含みます。
  
• iOS および Android には、ユーザーの注意を引くためにアプリケーションや OS から送信されるローカル通知もあります。詳細については、「モバイル チュートリアル：通知を使用する（iOS および Android）」を参照してください。
• サービス プロバイダという用語は、このチュートリアルではクラウド サービス プロバイダ（Kinvey および Parse）とバックエンド サービス プロバイダ EMS の両方を含みます。
• Android 上のクラスと関連づけられた TPushServiceConnection および TPushService を使用するプッシュ通知は、Google Cloud Messaging (GCM) を使用して実装されます。現在、メイン スレッドから GCM メソッドを呼び出すと、それらはブロックを引き起こします。これを回避するため、個別のスレッドを使用してください。

REST BAAS フレームワーク

REST BAAS フレームワークでは、次のようなさまざまなアクションを提供しています。

• オブジェクトの作成、取得、更新、削除
• ユーザーの登録、ログイン、取得、更新、削除
• ファイルやストリームのアップロード、ダウンロード、削除
• オブジェクトおよびユーザーの問い合わせ
• プッシュ通知の送信
• デバイスでのプッシュ通知の登録および受信

このモバイル チュートリアルに含まれるトピック

以下のトピックを、一続きの手順として順に実行することをお勧めします。

1. メッセージング サービスのセットアップ
2. サービス プロバイダのセットアップ。以下のいずれかのオプションを、サービス プロバイダに応じて選択します。
   • クラウド サービスを使用したプッシュ通知の送信
   • EMS を使用したプッシュ通知の送信
3. マルチデバイス アプリケーションでのプッシュ通知の受信

関連項目

• BaaS の概要
• Kinvey および Parse 入門
• EMS プッシュ通知
• エンタープライズ モビリティ サービス（EMS）
• BaaS ユーザーの管理
• バックエンド ストレージとしての BaaS の使用

• モバイル チュートリアル：通知を使用する（iOS および Android）
• モバイル チュートリアル：バックエンド ストレージ用に BaaS を使用する（iOS および Android）

コード サンプル

• BaaS ToDo サンプル