BDSSetLang 言語ツール
RAD Studio IDE は、Windows の UI 言語をデフォルトで使用します。ユーザー インターフェイス言語を変更したい場合には、BDSSetLang ツールを使用できます。
BDSSetLang では、インストールされたもののうち、どのローカライズ言語を RAD Studio で使用するのか選択することができます。利用可能な言語はつぎのとおりです:
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- German [DE]
- English [EN]
- French [FR]
- Japanese [JA]
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メモ: この選択可能な言語のリストは、いずれの RAD Studio バージョンでも固定されていません。今後のバージョンで新しい言語が追加または拡張される可能性があります。
言語パック ファイルを確認または使用できるようにするには、それぞれ言語をインストールする必要があります。インストール時、もしくはその後いつでも、言語オプションを追加または削除することができます:
ツール > プラットフォームの管理 > 追加オプション > 追加言語
メモ: この操作では、IDE の現在の UI 言語は変更されません。これは単に、ローカライズ言語サポートファイルを追加または削除するのみです。
IDE の UI やライブラリ言語を変更するには、BDSSetLang が使用可能な言語をチェックするため、インストーラで「追加言語」をインストールする必要があります。
リスト(GUI モード)またはコマンドライン ヘルプ(CUI モード)から言語を選択できない場合には、追加言語ファイルをインストールしなければなりません。
各プラットフォーム ライブラリは、エラー メッセージ / ダイアログのためにローカライズされたメッセージをサポートしています。 通常、この言語は、IDE のユーザー インターフェイス言語と同じです。 ライブラリ言語を変更したい場合、BDSSetLang ツールを使用できます。 (GUI モードのみ、ライブラリ言語の変更をサポートしています)。
BDSSetLang ツールでは、次のようなことも行えます:
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- 現在のリポジトリ ファイルを、他の翻訳リポジトリ ファイルで上書き
- IDE のリソース DLL を入替え
- consts ファイルの翻訳 dcu を入替え
- ライブラリ言語を切り替えるためレジストリ キーを変更
- LLVMed バイナリを、各ローカライズ辞書から bin にコピー
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コマンドライン構文
BDSSetLang のコマンドライン構文は:
BDSSetLang [options] [New UI Language]
コマンドライン要素
要素 | 説明 |
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[options]
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/I : GUI モード
/? : ヘルプ メッセージ |
[New UI Language]
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言語を定義
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メモ: この選択可能な言語リストは、どの言語がすでにインストールされているかで変わります。これらの言語のいずれかを、ユーザーが事前にインストールしている場合、BDSSetLang は別の言語に切り替えられません。