Clang 拡張 C++ コンパイラのプリコンパイル済みヘッダー関連コマンド ライン オプション
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プリコンパイル済みヘッダー ファイルを使用すると、シンボル テーブルのイメージがディスク上のファイルに格納され、その後はすべてのヘッダー ファイルを解析し直す代わりにディスクからそのファイルを再読み込みするため、コンパイルの速度を劇的に向上することができます。シンボル テーブルをディスクから直接読み込む処理は、ヘッダー ファイルのテキストを解析するよりずっと高速で行うことができます。特に複数のソース ファイルが同じヘッダー ファイルをインクルードしている場合には顕著です。
コマンド ラインでプリコンパイル済みヘッダー ファイルを使用するには、Clang 拡張 C++ コンパイラ コマンドで以下のオプションを使用します。
プリコンパイル済みヘッダー関連オプション:
コンパイラ オプション | 説明 | 詳細 | 例 |
---|---|---|---|
-emit-pch |
PCH ファイルを生成します。 |
新しいプリコンパイル済みヘッダー ファイルを生成するのに使用するオプション。 |
|
-include-pch |
PCH ファイルをインクルードします。 |
C++ ソース ファイルに PCH ファイルをインクルードするのに使用できるオプション。 |
|
関連項目
- [C++ コンパイラ|プリコンパイル済みヘッダー] (PCH オプションの[<プロジェクト名> のプロジェクト オプション]ページ)
- Clang 拡張 C++ コンパイラでプリコンパイル済みヘッダーを使用する
- プリコンパイル済みヘッダーの概要
- [プリコンパイル済みヘッダー ウィザード...]
- BCC32 のプリコンパイル済みヘッダー関連コマンド ライン オプション