Execute メソッドの使用
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TADOCommand のコマンドを実行するには、その前に、このコンポーネントがデータ ストアに正常に接続されている必要があります。接続の確立は、ADO データセットの場合と同じです。詳細については、「ADO データセットのデータ ストアへの接続」を参照してください。
コマンドを実行するには、Execute メソッドを呼び出します。Execute メソッドはオーバーロード(多重定義)されているため、コマンドの最も適切な実行方法を選択できます。
パラメータの不要なコマンドの場合や、コマンドで処理されたレコードの数を知る必要がない場合は、次のように、パラメータなしで Execute を呼び出します。
with ADOCommand1 do begin CommandText := "UpdateInventory"; CommandType := cmdStoredProc; Execute; end;
ADOCommand1->CommandText = "UpdateInventory"; ADOCommand1->CommandType = cmdStoredProc; ADOCommand1->Execute();
Execute には、この他に、バリアント配列を使ってパラメータ値を指定できるバージョンや、コマンドで処理されたレコードの数を取得できるバージョンもあります。
結果セットを返すコマンドの実行については、「コマンドによる結果セットの取得」を参照してください。