カスタム LiveBinding メソッドの作成
LiveBinding でのカスタム書式設定式およびカスタム解析式の使用 への移動
カスタム書式設定式やカスタム解析式を書いて、デフォルトの LiveBinding メソッドでは行えないことをその式で行う場合は、独自のカスタム LiveBinding メソッドを作成できます。
カスタム LiveBinding メソッドを作成するには、あるユニットを含んだパッケージを作成する必要があり、そのユニットでは以下を行います。
- TBindingMethodsFactory.RegisterMethod を使って TMethodDescription のインスタンスを登録します。
- この TMethodDescription インスタンスは、メソッドの ID および名前を、呼び出し可能な関数を返す関数に関連付けます。この呼び出し可能な関数は、登録する LiveBinding メソッドのロジックを担当します。
- LiveBinding メソッドの ID を引数に渡して TBindingMethodsFactory.UnRegisterMethod を呼び出して、登録済みのメソッドを登録解除します。
このユニットを含んだパッケージをインストールすると、LiveBinding メソッドが登録され、それをカスタム書式設定式やカスタム解析式で使用できます。また、登録したメソッドは[メソッド]エディタに一覧表示されます。