コードの編集
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コード エディタは、機能の充実した ASCII エディタです。ビジュアル プログラミング環境では、新規プロジェクトを作成すると、その一部として 1 つのフォームがフォーム デザイナに自動的に表示されます。アプリケーションのインターフェイスのデザインを開始するには、まずフォームにオブジェクトを配置し、それらの動作を[オブジェクト インスペクタ]で修正します。しかし、オブジェクトのイベント ハンドラの記述など、それ以外のプログラミング作業を行う場合は、コードをコード エディタに入力する必要があります。
コード エディタでは、フォームの内容、フォームのすべてのプロパティ、フォーム上のコンポーネント、それらコンポーネントのプロパティをテキスト形式で表示し編集できます。生成されたコードをコード エディタで調整でき、コードを入力することにより、エディタ内でコンポーネントを追加できます。コード エディタにプログラマがコードを入力するにつれて、コンパイラは絶えず変更内容をスキャンし、フォームを新しいレイアウトに更新していきます。その後、フォームに戻り、エディタで行った変更の結果を表示しテストして、そこからフォームの調整を続行できます。
コード生成およびプロパティ ストリーミングのシステムは、すべて詳しく調べることができます。最終的な実行可能ファイルに組み込まれるすべてのもの(VCL オブジェクト、RTL ソース、プロジェクト ファイルなど)のソース コードをコード エディタで表示および編集できます。