データモジュールとそのユニットファイルに名前を付ける
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データモジュールのタイトルバーにデータモジュール名が表示されます。デフォルトのデータモジュール名は「DataModuleN」です。N は,プロジェクトの中で一番小さい未使用ユニット番号を表します。たとえば,新規プロジェクトを開始して,ほかのアプリケーション構築を行う前にモジュールを 1 つ追加した場合,モジュール名はデフォルトで「DataModule2」となります。DataModule2 に対応するユニットファイル名は,デフォルトで「Unit2」です。
わかりやすい名前にするには,設計時にデータモジュールおよびそのユニットファイルの名前を変更します。特に,オブジェクトリポジトリにデータモジュールを追加した場合には,オブジェクトリポジトリやアプリケーションの中にあるほかのデータモジュールと名前の衝突が起こる恐れがあるため,データモジュール名を変更する必要があります。
データモジュールの名前を変更するには,次のようにします。
- フォーム上でモジュールを選択します。
- オブジェクトインスペクタで,モジュールの Name プロパティを変更します。
オブジェクトインスペクタ内のフォーカスが Name プロパティ以外のところに移ると,タイトルバーに新しいモジュール名が表示されます。
設計時にデータモジュールの名前を変更すると,コードの interface 部にある変数名が変更されます。手続き宣言で型名を使用している場合も,変更されます。プログラマが自分で記述したコードにデータモジュールへの参照がある場合には,手作業で変更しなければなりません。
データモジュールのユニットファイル名を変更するには,ユニットファイルを選択します。