パラメータの結合
メモ: ボーランド データベース エンジン(BDE)の使用は推奨されません。今後 BDE は機能拡張されません。たとえば、BDE では Unicode がサポートされていません。BDE を使用して新たに開発しないことをお勧めします。既存のデータベース アプリケーションを BDE から dbExpress に移行することを検討してください。
ストアドプロシージャを準備して実行した場合、その入力パラメータは自動的にサーバーのパラメータに結合されます。
TStoredProc では、ParamBindMode プロパティを使用して、パラメータをどのようにサーバーのパラメータと結合させるかを指定できます。ParamBindMode のデフォルト設定は pbByName で、名前を使ってストアドプロシージャコンポーネントのパラメータとサーバーのパラメータの対応がとられます。これが最も簡単なパラメータ結合の方法です。
一部のサーバーは、順序値、つまりストアドプロシージャ内のパラメータの順序によるパラメータ結合もサポートしています。この場合、パラメータコレクションエディタでのパラメータの指定順が重要です。最初に指定したパラメータがサーバーの最初の入力パラメータと一致し、2 番めのパラメータがサーバーの 2 番めの入力パラメータと一致する、という具合になります。サーバーが順序値によるパラメータ結合をサポートしている場合は、ParamBindMode を pbByNumber に設定できます。
ヒント: ParamBindMode を pbByNumber に設定したい場合は、正しいパラメータ型を正しい順序で指定する必要があります。