言語オプション

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エディタ オプション への移動


[ツール|オプション...|エディタ|言語]

このページでは、さまざまな種類のソース ファイルについて、コード エディタの設定を構成することができます。

項目 説明
言語 定義済みまたはカスタマイズされたソース ファイルの種類を選択します。 選択肢には次のものがあります: C/C++、C#、デフォルト、HTML、IDL、INI ファイル、JavaScript、Objective C++、Pascal、PHP、SQL、スタイル シート、Visual Basic .NET、XML

[オプション]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語] にて、[オプション]タブをクリック

項目 説明

[オート インデント]

コード エディタEnter キーを押すと、その前の空白でない行の空白でない最初の文字の下にカーソルが移動します。

[タブ文字の使用]

コード エディタTab キーを押すと、タブ文字が挿入されます。 オフの場合には、Tab キーを押すと空白が挿入されます。 [スマート タブ]をオンにすると、このオプションはオフになります。 タブ文字を表示するには、[タブ文字の表示]をオンにします。

[スマート タブ]

前の行のホワイトスペースでない最初の文字に Tab キーで移動します。 [タブ文字の使用]をオンにすると、このオプションはオフになります。

[タブ間のカーソル移動]

矢印キーを使って各タブ文字内の論理空白にカーソルを移動できるようになります。

[最適なパディング]

タブや空白を必要に応じて使い分けることで、オート インデントされた各行の行頭が最小限の文字数で始まるようにします。

[バックスペース アンインデント]

カーソルがその行の空白でない最初の文字にあるときに Backspace キーを押すと、挿入ポイントがその前のインデント レベルに移動します(アウトデント)。

[行末の空白の保存]

行末の空白を切り詰めずに残します。

[タブ文字の表示]

[タブ文字の使用]がオンの場合に、タブ文字を >> として表示します。

[スペース文字の表示]

キー入力された空白をドット(.)として表示します。

[構文強調表示]

構文強調表示を有効にします。 強調表示オプションの設定は[色]ページで行います。

[改行の表示]

各行の末尾に改行シンボルを表示します。

[現在行の強調表示]

コード エディタで現在の行を強調表示します。

[タブ位置]

Tab キーを押したときにカーソルが移動する先のタブ位置を設定します。 1 つ以上の数値を空白で区切って入力します。 複数のタブ位置を指定した場合、その数値はタブ位置が配置される列を示します。 タブ位置はそれぞれ、その前に指定したタブ位置より大きい値でなければなりません。 タブ位置を 1 つだけ指定した場合、その数はタブごとにジャンプする空白の数を示します。

[インデント幅]

マーキングされたブロックをインデントする際の空白の数を指定します。 デフォルトは 2、上限は 16 です。


[構文強調表示]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語]にて、[構文強調表示]タブをクリック

項目 説明

[構文強調表示]

コード要素の表示用書式を変更するオプションを選択します。 このオプションを有効にするには[構文強調表示]をオンにしてください。


[エラー インサイト]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語]にて、[エラー インサイト]タブをクリック

項目 説明

[表示するエラー インサイトのレベル]

無効なコードや HTML に下線が付きます。 無効なテキストをカーソルでポイントすると、ツールチップ ウィンドウが開き、可能性のあるエラーの原因が表示されます。 確認したいエラー インサイトのレベルを選択します。

なし

コード エディタでいずれのレベルのエラー インサイトも表示しない場合には、このオプションを選択します。

エラーのみ

コード エディタにエラーのみを表示します。エラーは、赤の下線で表示されます。

警告以上

コード エディタに警告を表示します。 警告は、オレンジの下線で表示されます。

ヒント以上

コード エディタにヒントを表示します。 ヒントは、青の下線で表示されます。

すべて

コード エディタにすべてのレベルのエラー インサイトを表示します。

[Editor rendering style]

エディタの描画スタイルを選択します。選択肢は次の通りです: クラシック波線実線点線

[Show Error Insight in editor gutter]

このオプションを選択して、エディタ ガターにエラー インサイトを表示させます。

非アクティブ コードの不透明度%

このオプションを使用すると、非アクティブまたは無効なコードの特定の色の不透明度値をアルファ ブレンドして表示できます。デフォルトは 30 です。

[コード インサイト]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語]にて、[支援機能オプション]タブをクリック

このページでは、コード エディタでコードを編集しているときの支援機能の動作を構成できます。

メモ: HTML では、[コード補完][不完全なプロパティを補完][コード テンプレート補完]の各機能のみがサポートされます。
項目 説明

支援機能マネージャ

コード支援機能を指定できる、プログラミング言語やマークアップ言語の一覧を表示します(HTMLStyleSheetDelphiC/C++)。 支援機能のオプションは、言語ごとに指定できます。

[コード補完]

コード エディタでピリオドが続くクラス名を入力するときに、プロパティ、メソッド、およびイベントの一覧を表示します。 その後、項目を選択して Enter キーを押すと、コードに追加できます。

このチェック ボックスをオンにしていない場合でも、Ctrl+Space を押してコード補完機能を呼び出すことができます。 デフォルト値はオン(チェック付き)です。

[自動起動]

Delphi または C++ のコードを入力すると、コード補完リストが表示されます。 C++ では、コード補完の起動として -> もサポートしています。

[待ち時間]

Delphi では、支援機能ウィンドウが表示されるまでの一時停止期間を設定することができます。 この遅延は設定可能で、[ドット上のみ]、[即時(0ms)]、[非常に短い(80ms)遅延]、[短い(250ms)遅延]、[中程度の(500ms)遅延]、[長い(1000ms)遅延]、および、[非常に長い(2000ms)遅延]から値を設定します。

メモ: 以下について考慮してください:
  • C++ の場合、言語サーバー プロトコルと cquery を使用したコード補完エラー インサイトは、32 ビット版の Windows ではサポートされていません。
  • C++ Clang の場合、コード補完 を使用する場合、コード補完エラー インサイトが正しく機能するためには、プロジェクトを保存する必要があります。プロジェクトがディスクに存在する場合、IDE での変更はすべて(つまりファイルの変更など)、正確には反映されます。

[かっこの自動補完]

コード補完を呼び出すと、関数呼び出しに自動的にかっこを追加します。

[履歴]

入力または選択した内容を記憶し、コード補完リストの最初のエントリとして表示します。 Delphi のみ。

[予約語を表示]

コード補完リストに言語のキーワードも含みます(Pascal のみ)。 Delphi のみ。

メモ: 拡張 C++ コンパイラの場合、この機能は言語サーバー プロトコルのサーバーを使用します。 これは非同期であり、ブロッキングを行いません。

[不完全なプロパティ宣言を補完する]

クラス補完で、プロパティ宣言も補完するか指定します。

[パラメータ補完]

メソッドのコード補完後、もしくは Ctrl+Shift+Space を押下すると、メソッドに対して自動的にこれが呼び出されます。

[コード パラメータ]

コードに入力するときにメソッド呼び出しの引数を表示します。 このチェック ボックスをオンにしていない場合でも、Shift+Ctrl+スペース を押してコード パラメータを呼び出すことができます。 デフォルト値はオン(チェック付き)です。

メモ: 拡張 C++ コンパイラの場合、この機能は言語サーバー プロトコルのサーバーを使用します。 これは非同期であり、ブロッキングを行いません。

[ツールチップ式評価]

カーソルでポイントした、変数の現在の値が表示されます。 この機能は、デバッグ セッション中にプログラムの実行が一時停止したとき、使用できます。

[ツールチップ インサイト]

シンボルの上にマウスを持っていくと発生します。

[ヘルプ インサイト]

コード エディタ内で記号の上にマウス ポインタを置くと、ツールチップ ウィンドウに簡単な説明が表示されます。 利用可能な場合、ヒント ウィンドウ(ヘルプ インサイト)には追加情報へのリンクが表示されます。

メモ: これは、クラシック コンパイラの使用時のみ利用できます。

[シンボル インサイト]

コード エディタ内で識別子をカーソルでポイントすると、その識別子の宣言情報がツールチップ ウィンドウ内に表示されます。

宣言の検索

シンボル上で Ctrl+Click を押下するか、シンボルを右クリックして[宣言の検索]を選択すると、[宣言の検索]が呼び出されます。Delphi のみ。

メモ:
  • 拡張 C++ コンパイラの場合、この機能は言語サーバー プロトコルのサーバーを使用します。 これは非同期であり、ブロッキングを行いません。

For more information, see コード支援機能のリファレンス.

[ブロック補完]

エディタでブロックを開始して Enter を押したときに、ブロックを閉じる記号が自動的に挿入されるようにします。 デフォルト値はオン(チェック付き)です。 ドロップダウン メニューでは、既存のステートメントをブロック記号で囲む場合のブロック補完動作を設定します。

[改行なし]

作成したブロックの後にカーソルを置きます。

[改行を付ける]

作成したブロックの内部にカーソルを置きます。

[新規ブロックのみ]

ブロック補完機能を新しいブロックの開始時にのみ呼び出します。

コード テンプレート, 支援機能

テンプレートを開始するトークンを入力して Tab キーを押すと、自動的にコード テンプレートが追加されます。 デフォルト値はオン(チェック付き)です。

自動補完

既存のテンプレートを開始してから Space キーを押すと、コード テンプレート補完が呼び出されます。 このオプションを無効にすると、テンプレート名を入力してから Tab キーを押してテンプレート補完を呼び出す必要があります。 デフォルト値はオン(チェック付き)です。

[ヒント]

テンプレートのヒントを有効にします。 テンプレートをコード エディタに追加して、テンプレート内に設定済みのカーソル位置の間をタブで移動すると、テンプレートのヒントが表示されます。 デフォルト値はオフです。

[Visual Assist を使用]

C++ の場合、さまざまなリファクタリングや検索オプションを有効にします。たとえば次のものがあります: 名前の変更インクルードの追加宣言の作成と実装の作成関連への移動メンバーへの移動シンボルの検索参照の検索定義への移動と実装への移動

LSP 設定を生成

.delphi.json ファイルを生成します。 このオプションを有効にすると、LSP サーバーが使用する主要なプロジェクト設定が、プロジェクトと同じ名で拡張子が .delphi.json のファイルに保存されます。 LSP を外部エディタ(Visual Studio Code など)と一緒に使用する場合などに、このファイルを使用します。

[インサイト オプション]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語]にて、[支援機能オプション]タブをクリック

項目 説明

エディタ フォントを使用

IDE の標準フォントではなくコード エディタと同じフォントを使用します。

[選択したコード補完項目を許容する場合に右矢印を使用]

右矢印キーボードを使用して、希望に沿った項目を許容します。

[選択したコード補完項目を許容する場合に括弧を使用]

このオプションはデフォルトで有効になっており、括弧を使用して希望に沿った項目を許容します。

[コード補完フィルタリング]

[フィルタを含むシンボルを表示] - これを選択すると、入力したテキストを含むすべてのシンボルが一覧表示されます。
  • [フィルタで始まるすべてのシンボルを一覧表示] - このオプションを選択すると、フィルタ テキストで始まるシンボルが、リストの一番上にきます。 このオプションにチェックがついていない場合、シンボルは、アルファベット順にソートされます。
[最短一致シンボルを選択] - このオプションを選択すると、一致する最短の記号が選択されます。
[フィルタ テキストに下線付け] - このオプションを選択すると、コード補完ドロップダウンは入力内容に一致するテキストに下線をつけます。

[コード補完の自動選択]

[テンプレート項目の自動選択] - このオプションを選択すると、自動的にテンプレート項目を選択します。

[キーワード項目の自動選択] - このオプションを選択すると、自動的にキーワード項目を選択します。

[LSP の動作]タブ

[ツール|オプション...|エディタ|言語]にて、[LSP の動作]タブをクリックします。

メモ: LSP の動作のオプションは、C++ でのみ有効です。
項目 説明

プロジェクトがアクティブになるたびにサーバーを再起動する

プロジェクト内のすべてのファイルと、エディタで開かれたすべてのファイルにインデックスを付けます。 </br> 1 つのプロジェクトで作業する場合にのみ、このオプションを使用することをお勧めします。これは、プロジェクトのインデックスが作成されると、支援機能はプロジェクト内のすべてのファイルに対して応答するようになるためです。

メモ: すべての C++ プロジェクトにおいて、このオプションはデフォルトでオンになっています。

エディタに開かれたファイルにのみインデックスを付ける

プロジェクトに関係なく、開いているファイルのみをインデックス化します。 </br> このオプション使用を推奨するのは、エディタ内で開いたファイルのみをインデックス化する場合です。これにより、ファイル群の再インデックス化の時間を短縮することができます。

プロジェクト グループ内のすべてのファイルをインデックス付け

プロジェクト グループがロードされたときにエディタで開かれたすべてのプロジェクトとファイルのすべてのファイルにインデックスを付けます。 </br> このオプション使用を推奨するのは、すべてのファイルにインデックスを付ける必要があり、コード インサイトがプロジェクト内のすべてのファイルに応答する必要がある場合です。


関連項目