Azure と DataSnap でのクラウド コンピューティング

提供: RAD Studio
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警告: DSAzure API は非推奨になり、Data.Cloud.AzureAPI に置き換えられました。クラウド コンピューティング アプリケーションの開発時には、新しい API を使用することをお勧めします。詳細は、「DataSnap でのクラウド コンピューティング」を参照してください。

Microsoft AzureSQL Azure と混同しないようにしてください)を利用すると、Azure クラウド上で BLOB、メッセージ キュー、データ テーブルの格納と管理を行えます。Microsoft Azure アカウントをいったん作成すれば、お使いの Microsoft Azure アカウントで作業するための RAD Studio 付属のコンポーネントを使用できます。

Microsoft Azure コンポーネントのインストール

RAD Studio のインストール フォルダには、Microsoft Azure コンポーネントを提供するパッケージが含まれていますが、このパッケージはデフォルトでは RAD Studio にインストールされません。

Microsoft Azure コンポーネントをインストールするには、そのコンポーネント パッケージ "dclWindowsAzureManagement190.bpl" をインストールします。このパッケージは RAD Studio インストール フォルダの "bin" フォルダにあります。たとえば、"C:\Program Files\Embarcadero\RAD Studio\<n>.<n>\bin\dclWindowsAzureManagement190.bpl" です。

これで、[ツール パレット][Microsoft Azure]セクション下の対応するコンポーネントを使用できます。利用可能な Azure コンポーネントには、TAzureTableManagementTAzureQueueManagementTAzureBlobManagement があります。また、Microsoft Azure アカウントへの接続情報を扱う TAzureConnectionString というコンポーネントもあります。これらすべてのコンポーネントでは、Microsoft Azure REST API を使用して各サービスの機能を管理します。

Microsoft Azure コンポーネント

Azure コンポーネントは、Microsoft Azure アカウントを扱うアプリケーションを作成しようとするすべての開発者にとって有用です。プログラムでこれらを利用すると、アプリケーション自身でエンドユーザーの Azure アカウントの情報を使用できます。

Microsoft Azure API

上記それぞれのコンポーネントに対応する API も用意されています。この API を使用すると、プログラムによって Microsoft Azure クラウドとやり取りでき、ビジュアル コンポーネントで利用できるものと同じすべてのアクションを実行できます。API は DSAzure ユニットにあり、TAzureService を拡張するクラス群が含まれています。

サービス クラスを使用する場合には、クラウドに接続する前に少なくとも 1 度、TAzureService.SetUp を呼び出す必要があります。また、API を使用するには TAzureConnectionString が必要なことにも注意してください。

関連項目