スレッドに名前を付ける
スレッドの状態ウィンドウでどのスレッド ID がどのスレッドを指しているかを判断するのは困難なため、スレッド クラスに名前を付けたいと思う場合があるかもしれません。
TThread オブジェクトを使って作成したものではないスレッドについては、NameThreadForDebugging メソッドを使って、指定した ID(AThreadId として渡します)を持つスレッドに名前を付けることもできます。 そうすると、その名前が RAD Studio のデバッガに表示され、デバッグしやすくなります。 NameThreadForDebugging メソッドは、作成されたすべての TThread ではないスレッドに対して、実行時にアプリケーション自体から呼び出されなければなりません。
デバッグ セッション中に一時的にスレッドの名前を付けることも可能です。詳細は、「デバッグ中にスレッドに名前を付ける」を参照してください。