[プロパティの追加](C++)

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C++ クラス エクスプローラ内のクラスにプロパティを追加します。

[C++ クラス ブラウザ]ウィンドウで、次のいずれかを使って[プロパティの追加]ダイアログ ボックスを呼び出します。

  • [このクラスに新しいプロパティを追加]ClExplAddProperty.png)ツールバー ボタン
  • [プロパティの追加...]コンテキスト メニュー コマンド

メモ: [プロパティの追加...]コンテキスト メニュー コマンドおよび[このクラスに新しいプロパティを追加]ClExplAddProperty.png)ツールバー ボタンは、C++ の管理対象ユニットで宣言された要素に対してのみ利用可能です。C++ ユニットを作成するには、次のいずれかを選択します。

  • [ファイル|新規作成|ユニット - C++Builder]
  • [ファイル|新規作成|フォーム - C++Builder]

C++ 管理対象ユニットが通常の C++ ソース ファイルと異なるのは、ヘッダー ファイル(.h)および実装ファイル(.cpp)がまとめて扱われる点です。C++ 管理対象ユニットの場合、コード エディタのウィンドウ下部に .cpp ファイルのタブと .h ファイルのタブが表示されます。

C++ クラス エクスプローラを使用して、VCL または FireMonkey 要素にフィールド、メソッドやプロパティを追加できません。


項目 説明

[名前]

プロパティ名を指定します。

[型]

プロパティの型を指定します。コンボ ボックスから定義済みの型の 1 つを選択するか、それ以外の既存の型を入力することができます。

[可視性]

作成するプロパティの可視性を指定します。次の中から選択します。

[読み取り]オプション

  • [既存のフィールド/メソッド]では、このプロパティの読み取り値を提供する既存のクラス メンバ(通常はフィールド)を指定することができます。フィールド名またはメソッド名を入力するか、ドロップダウン リストから 1 つを選択してください。
  • [取得アクセサ メソッドの作成]を選択すると、管理対象ユニットの .cpp ファイルに、取得アクセサ メソッドのスタブが作成されます。また、.h ファイルには読み取り用関数の宣言が作成されます。取得アクセサ メソッドのデフォルトの名前は、Get<プロパティ名> です。
  • [書き込み専用プロパティ]を選択すると、このプロパティの値は、設定できるだけで読み取れないものになります。

[書き込み]オプション

  • [既存のフィールド/メソッド]では、このプロパティの値を設定するために使用する既存のクラス メンバを指定することができます。フィールド名またはメソッド名を入力するか、ドロップダウン リストから 1 つを選択してください。
  • [設定アクセサ メソッドの作成]をクリックすると、管理対象ユニットの .cpp ファイルに設定アクセサ メソッドのスタブが作成されます。また、.h ファイルには書き込み用関数の宣言が作成されます。設定アクセサ メソッドのデフォルトの名前は、Set<プロパティ名> です。
  • [読み取り専用プロパティ]を選択すると、このプロパティの値は、読み取れるだけで設定できないものになります。


関連項目