計算フィールドの定義
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計算フィールドには、実行時にデータセットの OnCalcFields イベント ハンドラで計算された値が表示されます。たとえば、他のフィールドの値を連結したものを表示する文字列フィールドを作成するなどが可能です。
[フィールドの新規作成]ダイアログ ボックスで計算フィールドを作成するには:
- [名前]編集ボックスに計算フィールドの名前を入力します。既存フィールドの名前を入力してはなりません。
- [型]コンボ ボックスからフィールドのデータ型を選択します。
- 必要であれば、[サイズ]編集ボックスにフィールドのサイズを入力します。サイズが必要になるのは、Data.DB.TStringField 型、Data.DB.TBytesField 型、および Data.DB.TVarBytesField 型のフィールドの場合だけです。
- [フィールドの種類]グループで、[計算]または[内部計算]を選択します。[内部計算]が表示されるのは、クライアント データセットの場合だけです。この 2 種類の計算フィールドの主な違いは、内部計算フィールド用に計算された値は、クライアント データセットのデータの一部として格納され、取得できる点です。
- [OK]をクリックします。新しく定義された計算フィールドは、フィールド エディタのリスト ボックスで、永続フィールドのリストの末尾に自動的に追加されます。また、コンポーネントの宣言が、フォームまたはデータ モジュールの type 宣言に自動的に追加されます。
- 「計算フィールドのプログラミング」の手順で、フィールドの値を計算するコードを記述します。
メモ: フィールド コンポーネントのプロパティやイベントを編集するには、フィールド エディタのリスト ボックスでコンポーネント名を選択し、それから[オブジェクト インスペクタ]でプロパティやイベントを編集します。フィールド コンポーネントのプロパティやイベントの編集についての詳細は、「永続フィールドのプロパティとイベントの設定」を参照してください。