ctime_s、wctime_s
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ヘッダー ファイル
time.h
カテゴリ
日付/時刻ルーチン
プロトタイプ
errno_t ctime_s(char *s, rsize_t maxsize, const time_t *timer);
span class="codeInline">errno_t wctime_s(wchar_t *s, rsize_t maxsize, const time_t *timer);
説明
ctime、_wctime の代わりとなる、セキュリティを強化した関数です。
日付と時刻を文字列に変換します。
ctime_s は、time が指すカレンダー値(関数 time が返す値)を、次の形式の 26 文字の文字列(最後に改行文字と NULL 文字が含まれる)に変換します。
Mon Nov 21 11:31:54 1983\n\0
ctime_s は、次の asctime_s、wasctime_s と同等です。
asctime_s(s, maxsize, localtime_s(timer));
すべてのフィールドは固定幅です。
long 型のグローバル変数 _timezone には、GMT とローカル標準時の差の秒数が含まれます(PST の場合、_timezone は 8*60*60 になります)。 long 型のグローバル変数 _timezone には、GMT とローカル標準時の差の秒数が含まれます(PST の場合、_timezone は 8*60*60 になります)。 グローバル変数 _daylight は、通常なら夏時間の期間に該当する日付が見つかった際に、夏時間を考慮するかどうかを RTL 関数(mktime および localtime)に知らせるために使われるものです。 夏時間の変換を行う場合には 1 が設定されています。 これらの変数は、ユーザーのプログラムで直接に設定するのではなく、tzset 関数を使って設定します。
戻り値
ctime_s は、成功すればゼロを、成功しなければゼロ以外を返します。
例
#include <stdio.h> #include <time.h> int main(void) { struct tm t; unsigned int size = 26; char str[80]; time_t localtime; time(&localtime); ctime_s(str, size, &localtime); printf("%s\n", str); return 0; }
移植性
POSIX | Win32 | ANSI C | ANSI C++ | |
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wctime_s |
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