FireMonkey スタイル デザイナ

提供: RAD Studio
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FireMonkey スタイル デザイナ ウィンドウを[構造]ビューや[オブジェクト インスペクタ]と組み合わせて使用することで、FireMonkey スタイルの作成や編集やテストを簡単に行うことができます。

FireMonkey スタイル デザイナのオープン

  • カスタム スタイルを扱う場合は、スタイル付きコンポーネントを右クリックすると表示されるショートカット メニューから、以下のコマンドを実行します。
    • [デフォルト スタイルの編集...]
      新しい FireMonkey スタイル デザイナ ウィンドウが開き、そこでコンポーネント クラスのスタイルを変更できます。たとえばボタンを右クリックすると、"buttonStyle" オブジェクト(TButton クラスのデフォルト スタイル)を変更できます。
    • [カスタム スタイルの編集...]
      新しい FireMonkey スタイル デザイナ ウィンドウが開き、選択したコントロールのスタイルを変更できます。たとえばボタンを右クリックすると、"button1Style" オブジェクト(そのボタン専用のスタイル)を変更できます。

ウィンドウ

FireMonkey スタイル デザイナ ウィンドウは次の領域から構成されます。

  • 左側のオブジェクト設計領域。ここでスタイル内のオブジェクトをビジュアルに変更することができます。
  • 右側のプレビュー。サンプルのコントロールを使って描画したスタイルが表示されます。
  • その 2 つの上に表示されるツールバー
FireMonkeyStyleDesigner.png

ツールバー

FireMonkey スタイル デザイナのツールバーには以下のボタンが含まれています。

項目 説明

[スタイルの新規作成]

新しい空の FireMonkey スタイルを作成します。

メモ: 現在のスタイルでの作業をまだ保存していない場合、ダイアログ ボックスが表示されて変更を保存することができます。

[開く...]

読み込む FireMonkey スタイルを選択するためのダイアログ ボックスが開きます。

RAD Studio にはいくつかの FireMonkey スタイルが用意されています。これらのスタイルは、C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\20.0\Redist\styles\Fmx にあります。

メモ: 現在のスタイルでの作業をまだ保存していない場合、ダイアログ ボックスが表示されて変更を保存することができます。

[スタイルのマージ]

FireMonkey スタイルを選択するためのダイアログ ボックスが開きます。選択したスタイルのすべてのスタイル オブジェクトが現在のスタイルに追加されます。

[スタイルを保存]

現在の FireMonkey スタイルを .style ファイルに保存します。

ズーム制御

[-][+]のボタンを使用して、オブジェクト設計領域の表示倍率を調整することができます。100% ~ 1000% の間の 100% 刻みの倍率がサポートされています。

[プラットフォーム]コンボ ボックス

編集対象のターゲット プラットフォームを選択します。

[プラットフォームの追加]

プラットフォームを選択するダイアログ ボックスが開きます。選択したプラットフォームは[プラットフォーム]コンボ ボックスに追加されます。

プラットフォームの削除

現在選択しているプラットフォームを[プラットフォーム]コンボ ボックスから削除します。

透明グリッド

オブジェクト設計領域の背景に透明グリッドを使用します。

白背景

オブジェクト設計領域に白背景を使用します。

黒背景

オブジェクト設計領域に黒背景を使用します。

[新しいカスタム スタイルを生成する]

このボタンの矢印をクリックすると、スタイルのスタイル項目のうち、選択した[プラットフォーム]にはないけれども、現在のスタイルの他のプラットフォームには含まれているもののリストが表示されます。

リスト内のスタイル項目をクリックすると、スタイルの現在のプラットフォームにコピーが追加されます。

関連項目