オペレーティング システムのバージョン

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アプリケーションからオペレーティング システムの API を使用したり、オペレーティング システムの領域にアクセスする場合は、異なるバージョンのオペレーティング システムで動作するコンピュータからは、その関数、操作、または領域が利用できない可能性があります。

このような可能性を説明するには、以下の選択肢があります。

  • アプリケーションのシステム要件に、そのアプリケーションが動作可能なオペレーティング システム バージョンを指定します。互換性のあるオペレーティング システム バージョンでのみ、アプリケーションをインストールして使用することは、ユーザーの責任です。
  • アプリケーションをインストールするときに、オペレーティング システムのバージョンをチェックします。互換性のないバージョンのオペレーティング システムが存在する場合は、インストール処理を停止するか、少なくとも、問題があることをユーザーに警告します。
  • 必ずしもすべてのバージョンに対応していない操作を実行する前に、実行時にオペレーティング システムのバージョンをチェックします。互換性のないバージョンのオペレーティング システムが存在する場合は、処理を中断して、ユーザーに警告を出します。あるいは、別のオペレーティング システム バージョンに固有の実行コードを提供します。

メモ:Windows NT/2000/XP 上と Windows Vista/Windows 7 上で異なる動きをする操作もあります。 Windows のバージョンを判断するには、Windows API の GetVersionEx 関数を使用します。

関連項目