ポインタ型のチェック(Delphi)
Delphi コンパイラ指令のリスト:インデックス への移動
種類 |
スイッチ |
構文 |
{$T+} または {$T-} {$TYPEDADDRESS ON} または {$TYPEDADDRESS OFF} |
デフォルト |
{$T-} {$TYPEDADDRESS OFF} |
スコープ |
グローバル |
説明
$T 指令は、@ 演算子によって生成されるポインタ値の型およびポインタ型の互換性を制御します。
{$T-} の状態では、@ 演算子の結果の型は常に、他のすべてのポインタ型と互換性のある型なしポインタ(Pointer)になります。 {$T+} の状態で、@ を変数の参照に適用すると、結果として型付きポインタが得られます。これは、Pointer およびその変数の型へのほかのポインタとだけ互換性があります。
{$T-} 状態では、Pointer 以外の個別のポインタ型は(同じ型へのポインタであっても)それぞれ互換性がありません。{$T+} 状態では、同じ型へのポインタは互換性を持ちます。