定数
定数の概要：インデックス への移動
定数は、一定の数字または文字の値を表すトークンのことです。
コンパイラでは、整数、浮動小数点、文字と文字列、boolean 、および列挙型の定数のクラスがサポートされています。
数値型の内部表現では、これらの型が内部のプロセッサ構造でどのように表現されるかを示します。
定数のデータ型は、ソースコード内に使用されている数値または書式などを糸口としてコンパイラにより導かれます。定数の正式な定義を以下の表に示します。
定数の定義:
定数： 浮動小数点定数 整数定数 文字定数 文字列定数 列挙型定数 bool、false、true |
列挙型定数: 識別子 |
浮動小数点定数: 仮数部定数 <指数部> <浮動小数点数サフィクス> 数字列指数部 <浮動小数点数サフィクス> |
文字定数: 'c 文字並び' (char - ANSI) L'c 文字並び' (wchar_t - Widestring) u'c 文字並び' (char16_t - UTF-16) (С++0x) U'c 文字並び' (char32_t - UTF-32) (С++0x) |
仮数部定数: <数字列> 数字列 数字列 |
c 文字並び: c 文字 c 文字並び c 文字 |
指数部: e <符号> 数字列 E <符号> 数字列 |
c 文字:
ソース文字セット中の
単引用符 ( ' )、
円記号 (￥)、
改行文字 エスケープシーケンスを除くすべての文字
|
符号: 以下のうちの 1 つ + - |
エスケープシーケンス: 以下のうちの 1 つ 単純エスケープシーケンス 8 進数 エスケープシーケンス 16 進数 エスケープシーケンス |
数字列: 数字 数字列数字 |
単純エスケープシーケンス: 以下のうちの 1 つ \" \' \? \\ \a \b \f \n \r \t \v |
浮動小数点数サフィクス: 以下のうちの 1 つ f l F L |
8 進数 エスケープシーケンス: \ 8 進数字 (\o) \ 8 進数字 8 進数字 (\oo) \ 8 進数字 8 進数字 8 進数字 (\ooo) |
整数定数: 10 進定数 <整数サフィクス> 8 進定数 <整数サフィクス> 16 進定数 <整数サフィクス> |
16 進数 エスケープシーケンス: \x 16 進数字 (\xh) \X 16 進数字 (\Xh) 16 進数 エスケープシーケンス 16 進数字 |
10 進定数: 非ゼロ数字 10 進定数 |
文字列定数: "s 文字並び" (char* - ANSI) L"s 文字並び" (wchar_t* - Widestring) u"s 文字並び" (char16_t* - UTF-16) (С++0x) U"s 文字並び" (char32_t* - UTF-32) (С++0x) |
8 進定数: 0 8 進定数 8 進数字 |
s 文字並び: s 文字 s 文字並び s 文字 |
10 進定数: 0x 10 進数字 0X 10 進数字 10 進定数 10 進数字 |
s 文字:
ソース文字セット中の、
単引用符（ " ）、
円記号（￥）、
改行文字 エスケープシーケンスを除くすべての文字
|
非ゼロ数字: 以下のうちの 1 つ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
bool、false、true: true false |
8 進数字: 以下のうちの 1 つ 0 1 2 3 4 5 6 7 |
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16 進数字: 以下のうちの 1 つ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f A B C D E F |
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整数サフィクス: 符号なしサフィクス <倍長サフィクス> 倍長サフィクス <符号なしサフィクス> <符号なしサフィクス> サイズ サフィクス |
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符号なしサフィクス：以下のうちの 1 つ u U |
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倍長サフィクス：以下のうちの 1 つ l L |
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サイズ サフィクス：以下のうちの 1 つ i8 I8 i16 I16 i32 I32 i64 I64 |