ActiveX コントロールのプロパティページの作成
プロパティページは,Delphi のオブジェクトインスペクタに似たダイアログボックスです。ユーザーは,ここで ActiveX コントロールのプロパティを変更できます。プロパティページダイアログでは,コントロールのいくつものプロパティを同時に編集するためにグループ化できます。また,より複雑なプロパティを設定できるダイアログボックスを提供することができます。
プロパティページにアクセスするには,通常 ActiveX コントロールを右クリックして[プロパティ]を選択します。
プロパティページ作成の手順は,フォーム作成の手順とよく似ています。
- 新しいプロパティページを作成します。
- プロパティページにコントロールを追加します。
- プロパティページに配置したコントロールを,ActiveX コントロールのプロパティに関連付けます。
- プロパティページを ActiveX コントロールに接続します。
メモ: ActiveX コントロールまたは ActiveForm にプロパティを追加するときは,持続的にするプロパティをパブリッシュに設定しなければなりません。基底の VCL コントロール内でパブリッシュに設定しない場合は,プロパティをパブリッシュに設定するように再宣言する VCL コントロールのカスタム下位クラスを作成し,その下位クラスから ActiveX コントロールを作成します。