TSQLMonitor を使用した dbExpress アプリケーションのデバッグ
dbExpress の使用 への移動
データベース アプリケーションのデバッグ中は、プロバイダ コンポーネントや dbExpress ドライバなどによって自動生成されたものも含めて、接続コンポーネントを通してデータベース サーバーとの間でやり取りされる SQL メッセージを監視することができます。
dbExpress アプリケーションをデバッグするには:
- [ファイル|新規作成|その他...]を選択します。[新規作成]ダイアログが表示されます。
- [新規作成]ダイアログで、[Delphi プロジェクト]を選択し、[VCL フォーム アプリケーション]をダブルクリックします。[デザイン]タブが表示されます。
- SQL コマンドを監視するには、[ツール パレット]の[dbExpress]カテゴリから、[TSQLMonitor]コンポーネントをフォームにドラッグします。
- TSQLMonitor の SQLConnection プロパティに TSQLConnection コンポーネントを設定します。
- TSQLMonitor の Active プロパティを True に設定します。
コールバックを使用して SQL コマンドを監視するには:
- TSQLConnection コンポーネントの SetTraceEvent メソッドを使用します。
- TDBXTraceEvent イベント パラメータを設定します。
dbExpress ドライバは、SQL 接続コンポーネントがサーバーにコマンドを渡すかサーバーがエラー メッセージを返すたびに、イベントを発生させます。
警告: TSQLConnection オブジェクトに TSQLMonitor コンポーネントが関連付けられている場合には SetTraceEvent を呼び出さないでください。 TSQLMonitor はコールバック メカニズムを使って動作しており、TSQLConnection は一度に 1 つのコールバックしかサポートできません。