クライアント データセットのデータ内の移動
クライアント データセットを使用したデータの取り扱い への移動
アプリケーションで標準のデータベース対応コントロールを使用している場合、ユーザーは、コントロールの組み込み動作を使用してクライアント データセットのレコード間を移動できます。また、プログラムによってレコード間を移動することも可能で、その場合には First、Last、Next、Prior といった標準のデータセット メソッドを使用します。これらのメソッドの詳細は、「データセット内の移動」を参照してください。
ほとんどのデータセットとは異なり、クライアント データセットでは、RecNo プロパティを使用することで、データセット内の特定のレコードにカーソルを置くこともできます。通常、アプリケーションでは、現在のレコードのレコード番号を調べるために RecNo を使用します。しかし、クライアント データセットでは、RecNo を特定のレコード番号に設定することで、そのレコードを現在のレコードにすることができます。