データ パケットに含まれるフィールドの指定
データ パケットに含められる情報の制御 への移動
データセット プロバイダを使用する場合、プロバイダでデータ パケットの作成に使用されるデータセットに永続フィールドを作成することにより、データ パケットに含まれるフィールドを制御できます。そうすると、プロバイダでは、それらのフィールドだけを含めます。ソース データセットで値が動的に生成されるフィールド(計算フィールドやルックアップ フィールドなど)は含めることができますが、受信側のクライアント データセットでは静的な読み取り専用フィールドになります。
クライアント データセット側でデータを編集して更新を適用することになる場合は、データ パケットにレコードの重複がないように、十分な数のフィールドを含める必要があります。そうしないと、更新が適用されるときに、どのレコードを更新すればよいか判断できません。レコードの一意性を確保するためにのみ用意されている余分なフィールドをクライアント データセットで参照したり使用することができないようにするには、それらのフィールドの ProviderFlags プロパティに pfHidden を追加します。
メモ: レコードの重複を避けることができるだけのフィールドを含めることは、プロバイダのソース データセットがクエリを表す場合にも考慮すべき点です。アプリケーションですべてのフィールドを使用しているわけではないとしても、すべてのレコードが一意であることを保証できるだけのフィールドが含まれるように、クエリを指定する必要があります。