フィールドを操作する
クラス図の手順 への移動
目次
Delphi プロジェクトではフィールドという用語を使用し、C++ プロジェクトやデザイン プロジェクトでは属性という用語を使用します。 このトピックでは、これら 2 つの用語を同義語として使用します。
実装プロジェクトでは、ソース コードの 1 行に複数のフィールドを宣言することができます。 ただし、ダイアグラムでは、このような各フィールドは、該当するコンテナ（クラスやインターフェイスなど）の［フィールド］区画に含まれている個別のエントリを表します。 コード エディタでは、このようなフィールドの名称変更、可視性修飾子の変更、初期値の設定などを行えます。 モデリング機能では、これらのすべての変更を、該当するダイアグラム内の個々のフィールドに適用します。 また、ダイアグラムに含まれているこれらのフィールドを（コンテキスト メニュー コマンドやドラッグ アンド ドロップを使って）コピーしたり移動することもでき、貼り付けたフィールドは別個のエントリとしてコピー先（または移動先）のコンテナに表示されます。
フィールドの名前を変更するには：
- ［ダイアグラム］ビューまたは［モデル ビュー］でフィールドを選択します。
- 選択したフィールドの名前を以下のいずれかの方法で変更します。
- F2 キーを押して、直接編集エディタを起動します。 フィールドに新しい名前を入力します。
- ［オブジェクト インスペクタ］で［(名前)］フィールドを編集して、選択したフィールドの名前を変更します。
- コード エディタでフィールドの名前を変更することもできます。
フィールドの可視性修飾子を定義するには：
- ［ダイアグラム］ビューまたは［モデル ビュー］でフィールドを選択します。
- 選択したフィールドの可視性修飾子を以下のいずれかの方法で設定します。
- ［オブジェクト インスペクタ］で、使用可能な可視性修飾子の 1 つを［可視性］コンボボックスから選択します。
- コード エディタで可視性修飾子を編集することもできます。
フィールドのステレオタイプを定義するには：
- ［ダイアグラム］ビューまたは［モデル ビュー］でフィールドを選択します。
- 選択したフィールドのステレオタイプを以下のいずれかの方法で設定します。
- ［オブジェクト インスペクタ］で、［ステレオタイプ］プロパティを使用してステレオタイプを定義します。
- コード エディタでステレオタイプを定義することもできます。 以下のような
<stereotype>コメントを使用します。
/** <stereotype>Stereotype_Text</stereotype> */
修飾子、初期値、関連オブジェクトなどを定義するには：
- ［ダイアグラム］ビューまたは［モデル ビュー］でフィールドを選択します。
- 選択したフィールドの対象プロパティを以下のいずれかの方法で設定します。
- ［オブジェクト インスペクタ］で、該当するプロパティに希望する値を設定します。
- コード エディタで
staticなどのキーワードや以下のような特殊なコメントを使って、一部のプロパティに希望する値を設定することもできます。
/* <author>Author_name</author> */
これらの操作を行っても、コード エディタ内のソース コードと［ダイアグラム］ビューや［モデル ビュー］内のモデルは同期が保たれます。