ユーザー入力の制御とマスク
EditMask プロパティは、TStringField、TDateField、TTimeField、TDateTimeField、TSQLTimeStampField の各コンポーネントに関連付けられたデータ対応コンポーネントへ、ユーザーが入力できる値の型や範囲を、制御する手段を提供します。 既存のマスクを使用したり、独自のマスクを作成することもできます。 編集マスクを使用および作成する最も簡単な方法は、入力マスク エディタを使用する方法です。 しかし、オブジェクト インスペクタで、EditMask フィールドに直接マスクを入力することも可能です。
メモ: TStringField コンポーネントの場合、EditMask プロパティは、そのまま表示形式になります。
フィールド コンポーネントの入力マスク エディタを起動するには:
- フィールド エディタまたはオブジェクト インスペクタで、コンポーネントを選択します。
- オブジェクト インスペクタで[プロパティ]ページをクリックします。
- オブジェクト インスペクタで EditMask フィールドの値列をダブルクリックするか、省略ボタン[...] をクリックします。 [入力マスク]エディタを開きます。
[入力マスク]エディタでは、マスクの形式を作成、編集することができます。 サンプル マスクの一覧では、事前定義されたマスクから選択することができます。 サンプル マスクを選択すると、マスク形式は[入力マスク]編集ボックスに表示され、それを編集したり、そのまま使用したりすることができます。 [テスト]入力編集ボックスでは、マスクに対してユーザー入力が許容されるかどうか、テストすることができます。
[マスク]ボタンにより、マスクのカスタム セットを、後から簡単に選択できるよう、サンプル マスクの一覧に読み込むことができます(作成してある場合)。
関連項目
- 設計時に表示プロパティと編集プロパティを設定する
- TEditMask (マスクの特殊文字のリストを含む)