選択されたメニュー コマンドについてのヘルプの表示
アプリケーションからの HTML ヘルプの呼び出し への移動
RAD Studio では、特定のメニュー項目について説明したヘルプ トピックを表示できます。メニュー項目を強調表示して F1 を押すと、関連するヘルプ トピックを表示できます。
メニュー項目にヘルプ トピックを割り当てるには：
- フォーム デザイナでフォームを開きます。
- ［ツール パレット］の［Standard］カテゴリからフォームに Vcl.Menus.TMainMenu メニューをドロップします。
- メニューをダブルクリックしてメニュー デザイナを開きます。ヘルプ トピックを割り当てるメニュー項目を作成または選択します。そのメニュー項目のプロパティが［オブジェクト インスペクタ］に表示されます。HelpContext プロパティを見つけ、このメニュー項目に関連付けるトピックのコンテキスト ID を右側のセルに入力します。
- ヘルプ ファイルを定義するには、グローバルな Application オブジェクトの HelpFile プロパティ（TApplication.HelpFile プロパティ）か、特定のフォーム（TForm.HelpFile プロパティ）を設定します。
- CHM ヘルプ ファイルを表示する HTMLHelp 関数の API をアプリケーションで使用することを指定するには、次のいずれかを行います。
- Delphi アプリケーションでは、アプリケーションのメイン モジュールの uses 句に Vcl.HtmlHelpViewer ユニットを追加します。
- C++ アプリケーションでは、
#include Vcl.HtmlHelpViewer.hpp指令を追加します。
- ［実行｜実行］コマンドを選択します。アプリケーションが開きます。マウスを使って、HelpContext プロパティを割り当てたメニュー項目の 1 つを強調表示します。F1 キーを押します。HelpFile プロパティで指定したヘルプ ファイルから、割り当てた HelpContext 識別子を持つヘルプ トピックが取得され、アプリケーションに表示されます。