SQL 文の実行
メモ: ボーランド データベース エンジン(BDE)の使用は推奨されません。今後 BDE は機能拡張されません。たとえば、BDE では Unicode がサポートされていません。BDE を使用して新たに開発しないことをお勧めします。既存のデータベース アプリケーションを BDE から dbExpress に移行することを検討してください。
複数のアップデートオブジェクトを使用する場合、その UpdateObject プロパティを設定しても、アップデートオブジェクトはデータセットに関連付けられません。その結果、更新の適用時に適切な文が自動的には実行されません。このような場合は、アップデートオブジェクトをコードで明示的に実行しなければなりません。
アップデートオブジェクトを実行するには、2 とおりの方法があります。どちらの方法を利用するかは、項目値を表すパラメータを SQL 文で使用するかどうかで決まります。
- 実行する SQL 文がパラメータを使用する場合は、Apply メソッドを呼び出す
- 実行する SQL 文がパラメータを使用しない場合は、より効率的な ExecSQL メソッドを呼び出す
メモ: SQL 文で使用するパラメータが組み込み型のパラメータ(元の項目値と更新された項目値)以外の場合は、手動でその値を指定する必要があります(Apply メソッドに用意されているパラメータの置換機能は利用できません)。手動でパラメータの値を指定する方法については、「アップデートコンポーネントの Query プロパティの使い方」を参照してください。