ネットワークライセンスサーバーと接続していない環境でネットワークライセンスは使えますか？

解説

ネットワークライセンスは最大30日、ネットワークサーバーとがつながっていない環境（たとえばオフライン環境）で使用することができます。 持ち出す最大日数は、ネットワークライセンスの使用者を設定する際に指定します。

持ち出し（チェックアウト）、ライセンスサーバーへの再接続（チェックイン）は、クライアント側で操作します。

解決

以下は RAD Studio/Delphi/C++Builder の場合の持ち出し（チェックアウト）と再接続（チェックイン）の手順です。

(ネットワーク指名ユーザーライセンスをご利用いただいている場合は、チェックアウトは自動的に行われますが、ネットワーク同時接続(コンカレント)ライセンスをご利用いただいている場合は、以下の手順でライセンスのチェックアウト/チェックインが必要です)

• 持ち出し（チェックアウト）

  1. ライセンスマネージャを起動します。

     

  2. チェックアウトをクリックします。

     

  3. チェックアウト期間を設定して[チェックアウト]をクリックします。

     

  4. チェックアウトが完了すると、ライセンスマネージャ上にオフライン使用が可能であることと、残り時間が表示されます。

     

  5. 期間内であれば、ネットワークライセンスサーバーと接続していない環境で、製品を使用することができます。
  6. ライセンスサーバー側ですが、オフラインの持ち出しが設定されると、ライセンスサーバーの管理画面の「Connected Users」上の表示が次のように変わります。

     • License Status : Online → Borrowed
     • Time Remaining : 空白 → 残り時間

     

• 再接続（チェックイン）

  1. PCをネットワークに接続します
  2. ライセンスマネージャを起動します
  3. チェックインをクリックします

     

  4. チェックインするライセンスを確認して [チェックイン]をクリックします

     

  5. オフラインでの使用の項目が消え、ライセンスサーバー側に持ち出しが終了したことが通知されます

     

  6. ライセンスサーバー側のステータスも、元に戻ります