手動アンインストール手順(RAD Studio 10.2)
対象となる製品
- RAD Studio 10.2 Tokyo
- C++Builder 10.2 Tokyo
- Delphi 10.2 Tokyo
解説
正しくインストールができなかった、ベータテスターで使用していたベータ版から製品版に切り替える、アンインストールが正しく終了しなかったなどで残存している情報を削除する手順です。
解決
以下手順です。
- Windows 10の場合は、Windowsのスタートメニューから「設定→アプリ」で「Embarcadero RAD Studio 10.2」をアンインストールします。または、コンロトールパネルから「プログラムと機能」を選択し、「Embarcadero RAD Studio 10.2」「RAD Studio 10.2 バージョン 19.0」があればそれをアンインストールします。
- 以下のフォルダを削除します。
- C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\19.0\CatalogRepository
- C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\19.0
- C:\ProgramData\Embarcadero\Studio\19.0
- %APPDATA%\Embarcadero\BDS\19.0
- C:\ProgramData\{0556178E-2062-46E3-8FE9-E620C40DB02B}
- Windows 32-bit OSの場合
- C:\Program Files\Embarcadero\Studio\19.0
- Windows 64-bit OSの場合
- C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0
- 以下のファイルを削除します。(BDEをインストールした時のみ)
- Windows 32-bit OSの場合
- C:\Windows\System32\ フォルダ内の BDEAdmin.*
- Windows 64-bit OSの場合
- C:\Windows\SysWOW64\ フォルダ内の BDEAdmin.*
- Windows 32-bit OSの場合
- 以下のレジストリキーを削除します。
- HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Embarcadero\BDS\19.0
- HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Embarcadero\ProductIDs 内の 8219 のキー
- Windows 32-bit OS の場合
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Embarcadero\BDS\19.0
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{0663A339-269B-47A0-835B-387B69714839}
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{C73EA5A5-18E6-4908-86E1-12AD2BBF363C}_is1
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Embarcadero RAD Studio 10.2
- Windows 64-bit OS の場合
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Embarcadero\BDS\19.0
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{0663A339-269B-47A0-835B-387B69714839}
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{C73EA5A5-18E6-4908-86E1-12AD2BBF363C}_is1
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Embarcadero RAD Studio 10.2
- フィールドテストを行ったマシンに製品版をインストールする場合は、以下も実施します。(フィールドテスト以外の場合でも実施されることをお勧めします)
- %PUBLIC%\Public Documents\Embarcadero\Studio\19.0 からサンプルファイルを削除
- %PUBLIC%\Public Documents\Embarcadero\Studio\dbExpress\19.0 からDBExpress の接続設定ファイルを削除
- アンインストールの前、又は RAD Studio 10.2 のインストールの際に、ライセンスマネージャを使用し、Godzilaのライセンスを削除
- トライアル版をお使いで製品版を使用するために上記を行う場合は、アンインストールの前に <インストールフォルダ>\bin\licenseManager.exe を起動して、トライアルのライセンスを削除します。
その他
手順1(製品のアンインストール)で問題が発生した場合は、マイクロソフトから提供されている トラブルシューティングツールをご利用ください。