C++Builder 12のエディタでコーティング時のエラーインサイトが動作しない
対象となる製品
- C++Builder 12.x Athens
問題
C++Builder 12よりも前のバージョンでは、エディタのコーディング時のエラー箇所をエラーインサイトが通知してくれましたが、
C++Builder 12では、エラーインサイトが働かず、エラー箇所が通知されません。
解決
C++Builder 12では、エラーインサイトはVisual Assistと同時に利用できないという問題があります。
既にバグトラッキングシステムへ報告されておりますが、現時点では修正時期は未定です。
大変恐れ入りますが、この問題を回避する方法として
IDEメニューの「ツール」>「オプション」>「エディタ」> 「言語」 > 「C/C++」> 「支援機能」で「Visual Assistを利用する」のチェックを外してください。
上図のオプション設定に変更することで、Visual Assistは利用できなくなりますが、従来のエラーインサイト機能を利用することができます。