MacOS上に配置されている特定のプロビジョニングファイルを削除するには?

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概要

RAD Studioでは、iOS向けのアプリケーションをビルドするためには、IDEのメインメニューの[プロジェクト]-[オプション]-[配置]-[プロビジョニング]で、ブロビジョンプロファイルの設定が必要です。


このブロビジョンプロファイルは、macOS上で実行されているPAServerを経由して、Xcodeが提供しているCommad Line Toolsを実行し、プロビジョニングファイルの一覧を取得しています。


プロビジョニングプロファイルの情報には、様々な情報が含まれております。

例えば、

  • iOS DevelopmentもしくはiOS Distributionの種類
  • AppID (例えば、Game Center、アプリ内購入、プッシュ通知などのサービスを使用する場合等、アプリに対する固有のバンドルID)
  • プロビジョニングプロファイルに関連付けられた証明書
  • 配布可能なiOSデバイスの情報
  • ファイルの有効期限

など


もし上記の設定を変更する必要があれば、プロビジョニングプロファイルを更新し、macOSにダウンロードする必要があります。


ただし、プロビジョニングプロファイルを更新しても古いファイルは、macOSの特定のパスからファイルは削除されず残ります。 例えば、期限切れのプロビジョニングプロファイルがそのまま残っていると悪影響が出ることがあります。


それでは、どのようにしてプロビジョニングプロファイルを整理(削除)すれば良いのでしょうか?

解決

プロビジョニングプロファイルは、macOSの以下のパスに配置されています。 

/Users/<ユーザー名>/Library/MobileDevice/Provisioning Profiles/


例えば、Finderから場所を探すには、検索ボックスに”Provisioning Profiles”の文字列を入力すると、見つかります。

Thumb03000184ujpn.png

Provisioning Profilesフォルダ内には、上図の例のように<UUID>.mobileprovisionというファイルが複数見つかります。

あるいはターミナルを起動し、以下のコマンドを実行してください。 

cd ~/Library/MobileDevice/Provisioning\ Profiles

そしてProvisioning Profileに保存されている.mobileprovisionファイルを lsコマンドで確認してください。


もしプロビジョニングプロファイルを整理したい場合は、このリストからファイルを手動で削除してください。

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