RAD Studio 12でのAndroid SDKの設定

対象となる製品

問題

RAD Studio 12のISOインストーラーを利用してインストールしている場合、

RAD Studio 12のIDEメニューの[ツール]-[オプション]-[配置]-[SDKマネージャ]のSDKに関連したそれぞれのパスを確認すると、下図のように右側に警告(!)マークが表示されます。

※C++Builder 12は、Android開発をサポートしていません。C++ を使用してAndroid開発を行いたい場合は、C++Builder 11.3 を使用してください。詳しくはこちらを参照ください。

RAD Studio 12で提供している標準のAndroid SDKでは、GUI形式のSDKmanager.exeではなく、コマンドライン形式のSDKmanager.batに変更されており、SDKmanager.batは、RAD Studio 12.0の場合は、以下のパスへ配置されております。

12.0をインストールしている場合:

C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\CatalogRepository\AndroidSDK-2525-23.0.50491.5718\cmdline-tools\latest\bin

12.0 Inline with Patch 1をインストールしている場合:

C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\CatalogRepository\AndroidSDK-2525-23.0.51511.6924\cmdline-tools\latest\bin

SDKmanager.batの使い方は、以下のドキュメントをご参照ください。

またRAD Studio 12.0 では、Google がストアへの送信に必要とする Android API レベル33 をサポートしています。

以下、RAD Studio 12.0でAndroid SDKのパッケージを手動で入手する手順の例です。

コマンドプロンプトを起動
cdコマンドによって上記のSDKmanager.batが配置されているパスへディレクトリへ移動
例えば、12.0 Inline with Patch 1であれば、cd C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\CatalogRepository\AndroidSDK-2525-23.0.51511.6924\cmdline-tools\latest\bin
sdkmanager.bat "platform-tools" "build-tools;33.0.2" "platforms;android-33"　を実行