論理設計の要点

提供: ER/Studio Data Architect
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バグの発生、作業のやり直し、さらにはプロジェクトの失敗を避けるには、設計上の重要な問題をすべて特定して対処する必要があります。データ モデリングの利点を生かして、効率的な開発サイクルを実現するには、設計サイクルにより重点を置いて開発を進めます。的確な設計を行うと開発プロセスが簡素化されるため、データ モデルの品質を改善することができます。最終的にはデータベースのパフォーマンス向上につながります。

ほとんどの場合、データ モデリングに関わるのはデータベース管理者や開発者であるため、データ モデリングを単なるデータベース設計作業だと考えて取り組む傾向があります。データ モデルは最終的にはデータベース設計として実装されることになりますが、モデリングの対象となる業務とその統制ルールについての基本的な前提条件を再検討する機会を逃してはいけません。設計段階では、技術的な詳細ではなく、業務上の問題に重点を置いて取り組む必要があります。論理モデルの作成時に、拡張や変更に対応できる柔軟なデータベース設計を実装するための、より簡単なアプローチが見つかることがあります。

次のトピックは、論理設計でより良い結果を得るためのガイドラインです。

  • オブジェクト名のルール - 論理設計におけるエンティティと属性の名前付けルールを説明します。
  • 論理設計の文書化 - エンティティ、属性、およびリレーションシップの定義を文書化することの重要性を説明します。
  • 正規化 - 論理設計を物理設計に変換する前に、論理設計を正規化することの重要性を簡単に説明します。


関連項目