モデル エクスプローラ

提供: ER/Studio Data Architect
移動先: 案内検索

アプリケーション インターフェイス への移動

モデル エクスプローラを使用すると、データ モデルとオブジェクト間の移動、設計要素の再利用、および新しいオブジェクトの作成を簡単に行うことができます。モデル エクスプローラには、重要な機能に簡単にアクセスすることができる 4 つのタブがあり、データ モデルを効率的に管理できます。

  • [データ モデル]: 必要に応じて、モデル エクスプローラのノードを展開したり縮小することができます。ノードをダブルクリックすると、オブジェクトのエディタが起動します。
  • [データ ディクショナリ]: アタッチメント、デフォルト、ルール、データ セキュリティ 情報、参照値、ユーザー定義データ型、ドメイン、再利用可能なトリガー、再利用可能なプロシージャ、ライブラリなどのデータ ディクショナリ オブジェクトを管理できます。
  • [データ リネージ]: データがどのように移動および変換されているかを文書化します。データ ソースから開始して、必要な変換を使用し、中間スキーマまたはターゲット スキーマに到達します。
  • [マクロ]: サンプル マクロ、システム マクロ、およびユーザー マクロを管理できます。フォルダの作成、名前変更、および削除と、マクロの追加、編集、変更、削除、実行、およびマクロ一覧のリフレッシュを実行できます。

[データ モデル]

[データ モデル]タブには、エンティティやリレーションシップのような論理要素、およびパッケージやトリガーのような物理スキーマ オブジェクトが個別ノードとして表示されます。各要素の上で右クリックすると、[データモデル]タブでショートカット メニューを使用できます。[データ モデル]タブから次のタスクを実行できます。

  • オブジェクトの作成
  • オブジェクトの編集
  • オブジェクトの削除
  • オブジェクト名の変更

データ モデル ツリーの表示形式(ノードの展開形式)を変更するには、[ツール|オプション...|アプリケーション]で設定します。

[データモデル]タブでは、テーブル内にあるカラムなどのオブジェクトに含まれるオブジェクトも管理できます。

  • ER/Studio DA では、アクティブなモデルが太字で表示されるため、どのモデルまたはサブモデルで作業しているかを容易に識別できます。

TAB DATA MODEL.png

[データ ディクショナリ]

モデル エクスプローラの[データ ディクショナリ]タブでは、アタッチメント、デフォルト、ルール、データ セキュリティ 情報、参照値、ユーザー定義データ型、ドメイン、再利用可能なトリガー、再利用可能なプロシージャ、ライブラリなどのデータ ディクショナリ オブジェクトを管理できます。オブジェクト上で右クリックするとショートカット メニューが表示され、これらのデータ ディクショナリ オブジェクトを追加、編集、または削除できます。

[再利用可能なプロシージャ ロジック]フォルダを使用して、プロシージャ ロジック項目(再利用可能なトリガー、再利用可能なプロシージャ、およびライブラリ)を整理することができます。

TAB DATA DICTIONARY.gif

[データ リネージ]

[データ リネージ]タブでは、視覚的なドラッグ アンド ドロップ インターフェイスを使用して、対象システムとソース システムとの間で、データが何のために、いつ、どのように移動するのかを文書化することができます。

データ リネージは、データ移動の抽出、変換、読み込み(ETL)、および異なるシステム間のデータ移動に必要な関連する計算結果を文書化します。必要なデータ移動ルールを作成することができます。たとえば、データをアーカイブするタイミングや、移動のためにデータの値を特定の範囲内に制限するなどです。場合によっては、データを変換する必要が生じる場合もあります。データを対象システムに移動する前に、ある製品の総売上高を計算するなどです。これは、ソースとターゲットのマッピングと呼ばれることもあります。たとえば、企業のデータウェアハウスには、CRM、給与、総勘定元帳、会計、製品/在庫システムなどの複数のソースから取り込まれたデータがあります。データ ウェアハウスには、これらのシステムの1つからデータを受信するオンラインのデータマートが必要になります。取り込んだデータを使用して、営業責任者、人事責任者、マーケティング チーム向けにビジネスのさまざまな側面についてパフォーマンス レポートを生成します。

DLVisualizationComplete.gif

[マクロ]

モデル エクスプローラの[マクロ]タブでは、マクロを追加、編集、名前変更、削除、および実行できます。また、マクロを格納するフォルダを作成して参照しやすくこともできます。ER/Studio Data Architect には、[サンプル マクロ]フォルダに各種サンプル マクロがインストールされています。これらのマクロの詳細は、「SAX Basic マクロ エディタの使用」を参照してください。

TAB Macros.gif

関連項目