リリース 9.6.1 の機能
ER/Studio Data Architect 9.6.1
2013 年 10 月 21 日公開
9.6.1 では、多数のバグ修正に加えて、次の新しい機能を提供しています。
- Embarcadero Connect
- 新しいプラットフォーム バージョンのサポート
- 新しい InterBase オブジェクト型のサポート
- SQL Server シーケンスのサポート
- Oracle 名前付き NOT NULL 制約
ER/Studio Data Architect では、Firebird 1.5、2.1、2.5 を正式にサポートするようになりました。
ER/Studio Data Architect では、64 ビット マシンでは最大 4 GB のメモリを、32 ビット Windows では最大 3 GB のメモリを、それぞれ使用できるようになりました。
- 32 ビット Windows では、ERSTUDIO に適用された /LARGEADDRESSAWARE 設定をシステムが認識できる必要があります。さまざまな Windows システムでこれを行う方法については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/ff556232%28v=vs.85%29.aspx を参照してください。Windows x64 では何も変更する必要はありません。
Embarcadero Connect は、これまで ER/Studio Portal で提供されてきた機能を提供する新しい製品です。
さらに、ER/Studio Data Architect で使用できるデータ ソース定義が Connect サーバーに格納されます。これにより、データ ソース管理を一元化できると共に、データ ソース定義に関するデータ ガバナンス ポリシーを管理できます。
データベース接続機能が必要な ER/Studio Data Architect 機能では、Embarcadero Connect 接続を選択し、データ ソースを特定し、資格情報を提供できるようになりました。
Embarcadero Connect データ ソースに対応している機能には以下のものがあります。
- リバース エンジニアリング
- データベース生成
- 比較/マージ ユーティリティ
- [テーブル エディタ]の[論物関連]タブ
さらに、モデルを Connect データ ソースに関連付けることができます。また、Embarcadero Connect での新規データ ソースの作成を ER/Studio Data Architect から開始することもできます。
このリリースの時点では、ER/Studio Data Architect の機能は次のプラットフォーム バージョンで使用できます。
- TeraData 14
- IBM DB2 for Linux/Unix/Windows バージョン 10
- Netezza 7
- InterBase XE および XE3
InterBase 2009、XE、XE3 の次のオブジェクト型がサポートされるようになりました。
- ジェネレータ
- トリガー
- プロシージャ
SQL Server 2012 で導入されたシーケンスが ER/Studio Data Architect でサポートされるようになりました。Oracle および DB2 のシーケンスに使用可能な機能が SQL Server 2012 でのモデリングにも提供されるようになりました。
ER/Studio Data Architect のこれまでのリリースでは、名前付き NOT NULL 制約は単純な CHECK 制約として扱われてきました。ER/Studio Data Architect では、ユーザー インターフェイス、リバース エンジニアリング、フォワード エンジニアリング、その他製品全体を通して、名前付き NOT NULL 制約を直接サポートするようになりました。
ER/Studio MetaWizard リリースについては、metaintegration.net を参照してください。