既知の問題

提供: InterBase


下記は、InterBase XE7 Update2 における既知の問題です。


  • 変更ビューの SQL キーワード - 変更ビューの機能でいくつか予約キーワードが追加されており、これらは SQL オブジェクトと競合する場合があります。そのキーワードは次の通りです: CHANGE、CHANGED、INSERTED、UPDATED、DELETED
  • 古いクライアント(古い IBConsole)が、新しい ODS 16 データベースに接続しようとすると、例外が発生する点に注意してください。これは、そのクライアントが INTEGER として定義されていないデータ型に直面するためです。
回避策: 新たな IBConsole をインストールして、新旧の InterBase サーバーに接続します。 新しい IBConsole は、この用途のために後方互換性があります。
  • IBConsole パフォーマンス モニタリングが、誤った値を ODS 16、ダイアレクト 1 データベースに対して提供します。
回避策: ODS 16 ダイアレクト 1 では回避策はありません。 ダイアレクト 3 データベースを使用して、IBConsole パフォーマンス モニタリングを試してみてください。
  • UNICODE_LE と UNICODE_BE (いずれも 16 ビットの UNICODE 文字セット)は、サーバーの文字セットとしてのみ使用できます。 これら 2 つの文字セットはクライアントの文字セットとしては利用できません。 クライアントで UNICODE 文字を完全にサポートする必要がある場合、クライアントのキャラクタ セット(別名 LC_CSET)には、UNICODE_LE や UNICODE_BE ではなく UTF8 を使用してください。 クライアントでは、UTF-8(またはその他のネイティブな)クライアント キャラクタ セットを使用して、UNICODE データベースに接続できます。
  • InterBase サーバーがクラッシュすると、Windows エラー報告(WER)ダイアログが間欠的に現れます。
解決方法: 弊社では、把握しているクラッシュを修正するよう努力しています。 それまでの間は、Windows レジストリを変更すると、Windows エラー報告ダイアログが現れないようにすることができます。 レジストリ属性 HKEY_CURRENT_USERS\Software\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting\DontShowUI の値を 1 に設定すると、表示されなくなります。 これは、MSDN の記事 http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb513638(VS.85).aspx の推奨事項によります。 今後のビルドでは、ibserver.exe 内からオプションを構成して、InterBase サーバーのバイナリの場合にだけダイアログを表示しないよう WER を設定できるようにすることを検討しています。
  • 問題: ハイパースレッディング: InterBase は、ハイパースレッディングを Windows 上の 32 ビット エディション、およびそれ以前の Intel CPU アーキテクチャでのみサポートしています。 この機能が一部の最新 CPU アーキテクチャ上で動作しないことは、既知の問題です。 お使いの InterBase のデプロイメントが、システム上で利用可能な CPU コア数より少なくライセンス許可されている場合、IBConfig 内の CPU_AFFINITY の設定で、インストールをカスタマイズして、InterBase 用に期待する CPU コア数を選択することができます。