Bde.DBTables.TQuery.SQL

Delphi

property SQL: TStrings read FSQL write SetQuery;

C++

__property System::Classes::TStrings* SQL = {read=FSQL, write=SetQuery};

種類	可視性	ソース	ユニット	親
property	published	Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp	Bde.DBTables	TQuery

説明

SQL プロパティは，問い合わせを実行する SQL 文のテキストを含んでいます。

SQL は，ExecSQL メソッドまたは Open メソッドが呼び出されたときに問い合わせコンポーネントが実行する SQL 文を指定するのに使用します。設計時には，オブジェクトインスペクタで文字列リストエディタを呼び出して SQL プロパティを編集できます。

SQL プロパティには，完全な SQL 文を一度に 1 文しか代入できません。通常は，サーバーがサポートしていなければ，複数の「バッチ」文は使用できません。

SQL プロパティを使用して，次のように各テーブルにアクセスします。

ローカル SQL を使って Paradox テーブルまたは dBASE テーブルにアクセスします。使用できる構文は SQL-92 のサブセットです。サポートされる構文の詳細は，ローカル SQL ヘルプファイルを参照してください。

標準 SQL-92 および特殊な InterBase 拡張 SQL 構文を使ってローカルの InterBase サーバー上のデータベースにアクセスします。SQL の構文と制限については，『InterBase 言語リファレンス』およびオンラインヘルプを参照してください。

SQL Link ドライバまたは ODBC（バージョンによっては利用できないものもある）を使ってリモートデータベースサーバー上のデータベースにアクセスします。サーバー特有の SQL 固有言語の標準文はすべて使用できます。SQL の構文と制限については，サーバーのマニュアルを参照してください。

SQL プロパティの SQL 文には，標準 SQL-92 の構文規約にしたがい，置換可能なパラメータを含めることができます。各パラメータは Params プロパティ内に作成し格納します。

メモ： 新しいバージョンで提供されているビジュアルクエリービルダを使用することで，SQL 文を作成できます。IDE のフォーム上の TQuery アイコンをマウスの右ボタンでクリックして，コンテキストメニューからコマンドを選択します。