Vcl.Forms.TApplication.OnMessage
Delphi
property OnMessage: TMessageEvent read FOnMessage write FOnMessage;
C++
__property TMessageEvent OnMessage = {read=FOnMessage, write=FOnMessage};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | public | Vcl.Forms.pas Vcl.Forms.hpp |
Vcl.Forms | TApplication |
説明
アプリケーションが、Windows メッセージを受け取った際に、発生します。
OnMessage を使用すると、アプリケーション内のあらゆるウィンドウに送信された、一部またはすべての Windows メッセージをトラップすることができます。OnMessage イベントは、アプリケーションが Windows メッセージを受け取った際に、発生します。OnMessage イベント ハンドラにより、アプリケーションは、TApplication に対してイベント内で宣言されたメッセージ以外のメッセージに対しても、対応ができるようになります。アプリケーションが入ってきたメッセージに対して特定のハンドラを持っていなかった場合、そのメッセージは、ターゲットとなっているウィンドウにディスパッチされ、Windows がそのメッセージを処理します。
メモ: OnMessage は、メッセージ キューに送信されたメッセージのみを受け取り、Windows API SendMessage 関数で直接送られてきたものは受け取りません。
警告: 1 秒間に数千ものメッセージがこのイベントを通過します。そのため、アプリケーション全体のパフォーマンスに影響がでるので、このハンドラのコードを記述する際には注意してください。
メモ: TApplicationEvents コンポーネントを使用してもこのイベントに応答することができ、その場合 IDE を使用してイベント ハンドラを割り当てることができます。
関連項目