FMX.Types.TAnimationType
Delphi
TAnimationType = (&In, Out, InOut);
C++
enum class DECLSPEC_DENUM TAnimationType : unsigned int { In, Out, InOut };
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
enum | public | FMX.Types.pas FMX.Types.hpp |
FMX.Types | FMX.Types |
説明
アニメーションの AnimationType プロパティの型です。
アニメーションの補間がどのように適用されるかを決定します。 TAnimationType を使用すると、プロパティの値が、開始値から終了値(StopValue)に向けて、どのように変化するかを指定することができます。 次の 2 次関数のグラフを考えてみましょう: y = x**2 グラフの曲線は、x = 0 のところで 0 になります。 つまり、y は x = 0 の付近では極端にゆっくり変化します。 x が増加するに従い、曲線は傾斜が徐々に急に、つまり、y の変化が速くなっていきます。 x はアニメーションでは時間を表し、y はアニメーションされるプロパティの値を表します。
TAnimationType が atIn で、TInterpolationType が Quadratic の場合、このアニメーションが適用されるプロパティの値(PropertyName)は、開始点(2 次曲線の x = 0 の点と同じ)の近くではゆっくり変化します。 TAnimationType が Out の場合、終了点の近くで変換が遅くなります。 TAnimationType が InOut の場合、両方の地点で、変換が遅くなります。 曲線は中央で鏡合わせの形となり、真ん中で接します。
ビジュアル デモンストレーションについては、AttachTAnimation (Delphi) のコード サンプルを参照してください。
TAnimationType は、次の値のいずれかを取ります。
値 | 意味 |
---|---|
atIn |
このアニメーションの TInterpolationType に適用される曲線は、アニメーションされるプロパティの開始値から開始します。 |
Out |
このアニメーションの TInterpolationType に適用される曲線は、アニメーションされるプロパティの終了値から開始され、開始値に向けて逆方向に進みます。 |
InOut |
このアニメーションの TInterpolationType に適用される曲線は、アニメーションされるプロパティの開始値および終了値の両方から開始され、中央の点で接します。 |