Vcl.StdCtrls.TButton.OnClick
Delphi
property OnClick: TNotifyEvent read FOnClick write FOnClick stored IsOnClickStored;
C++
__property OnClick;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
event | published | Vcl.StdCtrls.pas Vcl.StdCtrls.hpp |
Vcl.StdCtrls | TButton |
説明
ユーザーが コントロールをクリックした際に、発生します。
Vcl.StdCtrls.TButton.OnClick は Vcl.Controls.TControl.OnClick を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Controls.TControl.OnClick を参照しています。
ユーザーが コントロールをクリックした際に、発生します。
OnClick イベント ハンドラを使用すると、ユーザーがコントロールをクリックした際に、応答することができます。 コントロールに関連付けられているアクションがあり、そのアクションが OnExecute メソッドを持つ場合、OnClick イベント ハンドラが応答しなければ、アクションの OnExecute メソッドがクリック イベントに応答します。
通常、OnClick は、マウス ポインタがコントロール上にあるときに、ユーザーが左マウス ボタンを押して離すと発生します。 このイベントは、次の場合にも発生します:
- グリッド、アウトライン、リスト、コンボボックスで、矢印キーを押して項目を選択した場合。
- ボタンまたはチェックボックスにフォーカスがあるときに、スペース キーを押した場合。
- アクティブ フォームにデフォルト ボタン(Default プロパティで指定)があるときに、〔Enter〕を押した場合。
- アクティブ フォームにキャンセル ボタン(Cancel プロパティで指定)があるときに、〔Esc〕を押した場合。
- ボタンまたはチェックボックスの、アクセラレータ キーを押した場合。 たとえば、チェックボックスの Caption プロパティの値が「&Bold」の場合、実行時に「B」に下線が付き、〔Alt〕+〔B〕を押すとチェックボックスの OnClick イベントが発生します。 ただし次の場合、フォーカスはコントロールに移動しません:
- ラジオ ボタンの Checked プロパティが True に設定された場合。
- チェックボックスの Checked プロパティの値が変更された場合。
- メニュー項目の Click メソッドが呼び出された場合。
フォームでは、OnClick イベントは、ユーザーが無効化されているコンポーネント、またはフォームの空白領域をクリックした際に発生します。
OnClick は、TNotifyEvent 型のイベント ハンドラです。