API:Vcl.DBCtrls.TDBComboBox.ComboWndProc
Delphi
procedure ComboWndProc(var Message: TMessage; ComboWnd: HWnd; ComboProc: Pointer); override;
C++
virtual void __fastcall ComboWndProc(Winapi::Messages::TMessage &Message, HWND ComboWnd, void * ComboProc);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | Vcl.DBCtrls.pas Vcl.DBCtrls.hpp |
Vcl.DBCtrls | TDBComboBox |
説明
ドロップダウンリストの編集コントロールに送られた Windows メッセージに応答します。
Vcl.DBCtrls.TDBComboBox.ComboWndProc は Vcl.StdCtrls.TCustomCombo.ComboWndProc を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.StdCtrls.TCustomCombo.ComboWndProc を参照しています。
ドロップダウンリストの編集コントロールに送られた Windows メッセージに応答します。
ComboWndProc は,コンボボックスの編集領域またはリスト部分へ送られた Windows メッセージの一般的な処理を扱います。このメソッドは,EditWndProc メソッドおよび ListWndProc メソッドで呼び出されて,コンボボックスの編集領域に限らないすべての処理を担当します。
Message パラメータは,Windows メッセージを示します。ComboWnd パラメータは,編集領域またはリストのウィンドウハンドルです。ComboProc パラメータは,メッセージを受け取るウィンドウのデフォルトウィンドウプロシージャへのポインタです。ComboWndProc は,フォーカスイベント,マウスイベント,およびキーストロークへのデフォルトの応答を提供します。
ComboWndProc をオーバーライドすると,コンボボックスが Windows メッセージにどのように応答するかを変更できます。ComboWndProc をオーバーライドするときには,必ず親クラスのメソッドを呼び出して,未処理のメッセージをすべて処理するようにしてください。
メモ: ComboWndProc と WndProc メソッドを混同しないでください。ComboWndProc は,ドロップダウンリストの編集領域に送られたメッセージに応答します。WndProc は,コンボボックス自身に送られたメッセージに応答します。