Data.DB.IProviderSupport

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

IProviderSupport = interface

C++

__interface  INTERFACE_UUID("{7AF8F684-0660-47B5-A1B3-E168D2ACB908}") IProviderSupport  _DEPRECATED_ATTRIBUTE1("Use IProviderSupportNG instead")  : public System::IInterface

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
interface
class
public
Data.DB.pas
Data.DB.hpp
Data.DB Data.DB


説明

警告: IProviderSupport は非推奨になっています。 IProviderSupportNG を使用してください。

IProviderSupport は、データセットの代わりをプロバイダができるようにするためにそのデータセットで使用されるインターフェイスです。

TDataSetProvider では、IProviderSupport インターフェイスを使用して、関連付けられているデータセットとやり取りします。IProviderSupport インターフェイスを実装したデータセットはすべて、プロバイダを介してクライアント データセットまたは XML ブローカに接続することができます。IProvider をサポートしているデータセットがプロバイダを通じていったんクライアント データセットに接続すると、そのクライアント データセットでは、前者のデータセットからデータを取得したり、逆にデータセットまたはそのデータセットのデータベース サーバーに更新を適用することができます。

あらゆるデータセットの基底クラスである TDataSet では IProviderSupport をサポートしています。このサポートは一連の protected メソッドとして現れます。ただし、これらのメソッドの大半は、何もしないか例外を発生させるだけの単純なスタブです。ほとんどのデータセット クラス(dbExpress データセット、ADO 対応データセット、InterBase Express データセット)では、これらの protected メソッドをオーバーライドして、IProviderSupport インターフェイスをもっと有益な形で実装しています。TDataSet から継承した実装にただ基づいているデータセット(たとえば、クライアント データセットなど)の場合は、プロバイダの ResolveToDataSet プロパティを True に設定しなければなりません。

コンポーネントの開発時に TDataSet から独自のカスタム下位クラスを作成する場合は、扱うデータセットがアプリケーション サーバーで動作しているか、ローカル プロバイダを通じてクライアント データセットまたは XML ブローカに接続されていれば、IProviderSupport の適切なメソッドをすべてオーバーライドする必要があります。

関連項目