Data.DB.TCurrencyField
Delphi
TCurrencyField = class(TFloatField)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TCurrencyField : public TFloatField
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | Data.DB |
説明
TCurrencyField は、データセット内の通貨値を格納しているフィールドを表します。
TCurrencyField は、通貨フィールドに共通する基本的な動作をカプセル化しています。 TCurrencyField がすぐ上の継承元である TFloatField と異なる点は、DataType が ftCurrency である点と、デフォルトで通貨形式(金額の値を表す形式)を使用して値を整形している点のみです。 通貨フィールドは、(正または負の)5.0 * 10^-324 から 1.7 * 10^308 までの範囲の値を、15桁の精度で保持することができます。
TCurrencyField と Currency データ型を混同しないでください。 Currency フィールドは、倍精度のデータ型を使用して、値の格納と操作を行います。 このデータ型は、通貨フィールドの物理データベース テーブルで使用される形式です。 TBCDField クラスは、Currency データ型を使用して、データの格納と操作を行います。
設計時、フィールド エディタを使用して、通貨フィールドに対して永続フィールド コンポーネントを作成すると、実行時に名前でそれにアクセスすることができます。 動的フィールド コンポーネントを使用する場合は、データセットの Fields プロパティか FieldByName メソッドを使って TCurrencyField インスタンスにアクセスできます。