System.Win.ComObj.TTypedComObjectFactory.ClassInfo
Delphi
property ClassInfo: ITypeInfo read FClassInfo;
C++
__property _di_ITypeInfo ClassInfo = {read=FClassInfo};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | System.Win.ComObj.pas System.Win.ComObj.hpp |
System.Win.ComObj | TTypedComObjectFactory |
説明
タイプライブラリをロードせずに型情報を提供できるインターフェース参照を指定します。
ClassInfo プロパティは ITypeInfo の型であり,通常はオブジェクトに関する情報を取得するときに使用するインターフェースです。ITypeInfo を使用すると,タイプライブラリからオブジェクトの特性や機能に関する情報を抽出できます。
型情報のインターフェースは,アプリケーションを構築するときに内部的に使用するパーツを示すことよりも,外部のクライアントから呼び出されるパーツを示すことを目的にしています。
ITypeInfo インターフェースが提供するアクセスの対象は以下のとおりです。
型に関連付けられた関数の記述セット。インターフェースの場合は,インターフェース内のメンバー関数のセットが含まれる
型に関連付けられたデータメンバーの記述セット。構造の場合は,型の項目セットが含まれる
構造やインターフェースなどを記述するかどうかといった,型の一般的な属性
ITypeInfo インスタンスは型に関するさまざまな情報を提供し,さまざまなケースで使用することができます。コンパイラでは ITypeInfo を使って型のメンバーへの参照をコンパイルすることができます。型インターフェースブラウザでは ITypeInfo を使って型の各メンバーに関する情報を検索することができます。
メモ: IDispatch インプリメンタでは ITypeInfo を使ってインターフェースへの IDispatch 呼び出しの自動委任を提供することができます。
メモ: タイプライブラリは型を記述するためのコンテナです。タイプライブラリは 1 つまたは複数のオブジェクトの記述を格納し,ITypeLib インターフェースを介してアクセスされます。ITypeLib インターフェースは,タイプライブラリ内の型の記述に関する情報へのアクセスを提供します。個々のオブジェクトの記述は ITypeInfo インターフェースを介してアクセスされます。