アクション マネージャ エディタ

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設計時にアクション マネージャ エディタを使用すると、Vcl.ActnMan.TActionManager コンポーネントを介して、ActionBand メニューやツールバーにアクションを追加することができます。


アクション マネージャ エディタの表示

  1. フォーム デザイナまたは[構造]ビューTActionManager オブジェクトを選択します。
  2. 以下のいずれかを行います。
    • TActionManager オブジェクトをダブルクリックします。
    • TActionManager オブジェクトを右クリックし、コンテキスト メニューから[カスタマイズ...]を選択します。

[ツールバー]タブ

[ツールバー]タブでは、[新規作成...]ボタンを押すことで、アプリケーションにツールバー(Vcl.ActnCtrls.TActionToolBar 型)を簡単に追加することができます。[削除]ボタンを使用すると、不要なツールバーを削除できます。アプリケーションに含まれるすべての ActionBand ツールバーが[ツールバー]ペインに表示されます。チェックをオンまたはオフにすると、アプリケーションの UI に表示するかどうかを指定できます。[ツールバー オプション]グループ ボックスでは、ツールバーの[キャプション オプション]を変更できます。

[アクション]タブ

[アクション]タブ右上のツールバーには、次の 4 つのボタンがあります。

ボタン クリック時の動作
[新規アクション]

アクション バンド リストに新しいアクションを挿入します。ボタンの横のドロップダウンの矢印をクリックすると、次のどちらを追加するかを選択できます。

  • [アクションの新規追加] -- 新しいカスタム アクションを追加します。
  • [標準アクションの新規追加...] -- 新しい標準(定義済み)アクションを追加します。[標準アクションの新規追加...]を選択すると、[標準アクション クラス]ダイアログ ボックスが開き、そこで定義済みのアクションを選択することができます。
[削除] [アクション]ペインで現在選択しているアクションを削除します。
矢印ボタン [アクション]ペインで現在選択しているアクションを上下に移動し、リスト内での位置を変更します。

[カテゴリ]ペインおよび[アクション]ペイン

[アクション]タブの[カテゴリ]ペインと[アクション]ペインには、編集中のアクション バンドに含まれるアクションが一覧表示されます。

[カテゴリ]ペインには、アクション バンドに含まれるアクションの System.Actions.TContainedAction.Category プロパティの名前が一覧表示されます。アクションの Category プロパティは、[アクション]ペインでアクションを選択し、[オブジェクト インスペクタ][Category]プロパティの値を変更すると、変更できます。

[アクション]ペインには、左側のリストで選択したカテゴリに含まれるアクションの Name が表示されます。Name の値は、アクションを選択し、[オブジェクト インスペクタ][Name]プロパティの値を変更すると、変更できます。

アクション マネージャ エディタのコンテキスト メニュー

アクション マネージャ エディタの下部を右クリックすると、アクション マネージャ エディタのコンテキスト メニューが表示されます。このメニューには次のコマンドが含まれます。

コマンド 選択時の動作
[アクションの新規追加] アクション マネージャ エディタで編集中のアクション バンドに、新しい(定義済みのものではない)アクションを追加します。追加後に、[オブジェクト インスペクタ]を使用して各種のプロパティを編集できます。
[標準アクションの新規追加...] [標準アクション クラス]ダイアログ ボックスが開き、そこで定義済みのアクションを選択することができます。
[上へ] 現在選択しているアクションをリストの先頭に向かって移動します。
[下へ] 現在選択しているアクションをリストの末尾に向かって移動します。
[切り取り] 現在選択しているアクションを切り取ってクリップボードに保存し、アクション バンドから削除します。
[コピー] 現在選択しているアクションをコピーしてクリップボードに保存しますが、アクション バンドからは削除しません。
[貼り付け] クリップボードからアクションを貼り付け、アクション バンドに挿入します。
[削除] 現在選択しているアクションをアクション バンドから削除します。
[すべてを選択] [カテゴリ]ペインで選択されているカテゴリのすべてのアクションを選択します。

[オプション]タブ

[メニューとツールバーのカスタマイズ]セクションには[最近使ったメニューを先に表示する]チェック ボックスがあり、メニュー項目の表示方法を指定することができます。また、[初期状態に戻す]ボタンを使用すると、アプリケーションのアクション バンドを初期設定に戻すことができます。

[その他]セクションには以下の項目が含まれています。

  • [大きいアイコンを表示する]チェック ボックス -- アクション バンド上に大きいアイコンを表示します。
  • [ツールバーにヒントを表示する]チェック ボックス -- ツールバーにヒントを表示します。
  • [ヒントと一緒にショートカット キーを表示する]チェック ボックス -- (ヒントが選択されたときに)ヒントと一緒にショートカット キーを表示します。
  • [メニューの表示方法]リスト ボタン -- メニューを開くときに使用するアニメーションの種類を選択できます。

関連項目