C/C++ Builder の利用

提供: InterBase

アプリケーションの構築 へ戻る


C++ Builder でアプリケーションをコンパイルする際には、次のオプションを使用します:

オプション アクション

v

ソース デバッグを有効にする

a4

構造体フィールドの配置をダブルワード境界にする

DWIN32

  • 文字列 “WIN32” を定義
  • 引数なしの場合は、null 文字列として定義

tWM

ターゲットをマルチスレッドにする

tWC:

  • すべての実行可能関数と共にコンソール .EXE をターゲットにメイクする。
  • -tWCD オプションとの使用は不可

tWCD

すべての実行可能関する共にコンソール .DLL をターゲットにメイクする。 -tWC オプションと一緒には使用できません。

次のコマンドは、funclib.dll 名前の DLL を、ソース ファイル udf.c から作成します。


implib mygds32.lib \interbas\bin\gds32.dll
bcc32 -v -a4 -DWIN32 -tWM -tWCD -efunclib.dll udf.c mygds32.lib

次のコマンドは、udftest.exe という名前の InterBase 実行形式ファイル(funclib.dll を呼び出す)を、埋め込み SQL コマンドを保有するソース ファイル udftest.e から作成します。


implib udf.lib funclib.dll
gpre -e udftest.e
bcc32 -v -a4 -DWIN32 -tWM -tWC udftest.c udf.lib mygds32.lib

アプリケーションを C コマンドライン リンカとリンクする際、/c オプションを使用します(大文字小文字を区別するリンク)。

メモ: IDE(統合開発環境)内には、同等な汎用リンカ オプションがあります。 IDE のデフォルトでは、大文字小文字を区別したリンク(/c オプション)だけがオンになっており、これにより、InterBase のすべてのエントリ ポイントで、未解決のリンカ エラーが発生します。

次は: