Xml.XMLDoc.TXMLDocument
Delphi
TXMLDocument = class(TComponent, IInterface, IXMLDocument, IXMLDocumentAccess)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TXMLDocument : public System::Classes::TComponent
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | Xml.XMLDoc.pas Xml.XMLDoc.hpp |
Xml.XMLDoc | Xml.XMLDoc |
説明
TXMLDocument は、XML ドキュメントを表します。
TXMLDocument を使用して XML ドキュメントを表すことができます。 TXMLDocument によってファイルから既存の XML ドキュメントを読み取ったり、新しい空の XML ドキュメントを作成したり、TXMLDocument を XML ドキュメントの内容であるインメモリ文字列と関連付けたりすることができます。
TXMLDocument を直接使って、XML ドキュメントをロードし、読み取って編集し、変更を保存することができます。 また、TXMLDocument を使って、[XML データ バインディング ウィザード] が生成したオブジェクトにアクセスすることもできます。
TXMLDocument は、外部の DOM(Document Object Model)パーサーを使って XML ドキュメントの分析を行います。 通常、このパーサーは DOMVendor プロパティを指定することで割り当てます。
Active プロパティを true に設定すると、確認や変更ができるよう、TXMLDocument が DOM パーサーを使って XML ドキュメントを解析してくれます。 特に、DocumentElement プロパティは、ドキュメントのルート ノードに対するインターフェイスになります。 このインターフェイスを使って、子ノードにアクセスしたり、子ノードの追加や削除を行うことができます。
TXMLDocument は、 インターフェイスを実装します。 アプリケーションでは、このインターフェイスを TXMLDocument やドキュメント内のノードから取得します。
作成時に Owner が設定されていない TXMLDocument は、インターフェイス オブジェクトと同様の動作をします。 つまり、そのインターフェイスに対する参照がすべて解放されると、TXMLDocument インスタンスは自動的に解放されます。 ただし、作成時に Owner が設定されている TXMLDocument は、他のコンポーネントと同様に、Owner によって解放されます。 コンポーネント パレットからフォームやデータ モジュールに TXMLDocument コンポーネントを追加した場合、作成時に自動的に Owner が設定されます。 TXMLDocument コンポーネントをグローバルな LoadXMLDocument 関数(またはドキュメントのルート ノードを返すために [XML データ バインディング ウィザード] が生成した関数)を使って作成する場合、その関数では TXMLDocument インスタンスの作成時に Owner は設定されません。