DataSnap REST アプリケーション ウィザード(Windows 用)
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Windows 用 DataSnap REST アプリケーションを作成するには、DataSnap REST アプリケーション ウィザードで Windows を選択し、次のステップに従います。
目次
[WebBroker プロジェクトの種類]ページ
このページでは、DataSnap REST アプリケーションの種類を選択します。
- DataSnap REST アプリケーションの必要な種類を選択します。
- [Apache ダイナミック リンク モジュール]: 静的または動的な Web サイトをホストし、CGI(共通ゲートウェイ インターフェイス)、SSL(セキュア ソケット レイヤ)、および仮想ドメインとして安全で効率的な Web サーバー機能を提供するサーバー。 Apache では HTTP と HTTPS をサポートしています。
- [スタンドアロン コンソール アプリケーション]: テキストのみのユーザー インターフェイスを持つ Web サーバー。 Indy HTTP サーバー コンポーネントを使って HTTP をサポートします。
- [スタンドアロン アプリケーション]: フォームを表示する Web サーバー。 Indy HTTP サーバー コンポーネントを使って HTTP をサポートします。
- [ISAPI ダイナミック リンク ライブラリ]: ISAPI および NSAPI Web サーバー アプリケーションは、Web サーバーによって読み込まれる共有オブジェクトです。 クライアント要求の情報は構造体として DLL に渡され、
TISAPIApplication
によって評価されます。 要求メッセージはそれぞれ別の実行スレッドで処理されます。 この種類のアプリケーションを選択すると、プロジェクト ファイルのライブラリ ヘッダーと必要なエントリが uses 句に追加されます。 また、プロジェクト ファイルの句がエクスポートされます。 ISAPI ライブラリは IIS と統合されます。 IIS では HTTP と HTTPS をサポートしています。 - [CGI スタンドアロン実行可能ファイル]: 標準入力でクライアント要求情報を受信し、標準出力で結果をサーバーに返す、コンソール アプリケーションです。 このデータは
TCGIApplication
によって評価されます。 要求メッセージはそれぞれ別のアプリケーション インスタンスで処理されます。 この種類を選択すると、プロジェクト ファイルの uses 句と exports 句に、プロジェクト ファイルのライブラリ ヘッダーおよび必要なエントリが追加されます。
- [次へ >]をクリックします。
[アプリケーションの種類]ページ
このページでは、DataSnap サーバー アプリケーションの種類を選択することができます。
- 作成したい DataSnap REST アプリケーションの種類を選択します:
- [次へ >]をクリックします。
[Apache モジュール オプション]ページ
このページは、[WebBroker プロジェクトの種類]ページで[Apache ダイナミック リンク]モジュールを選択した場合にのみ開かれます。
次を指定します:
- [Apache バージョン]
- [Apache モジュール]
- [Apache ユニット]: この値は事前定義されています。編集することはできません。
- [次へ >]をクリックします。
[ポート番号]ページ
このページでは、DataSnap REST アプリケーションがクライアント要求のリスンに使用するポートを指定します。
- 指定されたポートが利用可能かどうかチェックするには、[ポートのテスト]をクリックします。
- DataSnap REST アプリケーションが自動的に検知するオープン ポートを選択するには、[オープン ポートの検索]をクリックします。
-
- メモ: HTTPS プロトコルを使用するには、[HTTPS]チェック ボックスを選択します。 HTTPS 通信ポートは、一般に IIS によって使用されているポートである 443 に設定され、ウィザードは、X.509 証明書ファイルに関する情報を示す追加の手順を表示します。
[X.509 証明書]ページ
このステップは、[ポート番号]ページで[HTTPS]通信プロトコルを選択した場合にのみ表示されます。
- X.509 証明書を使用するには、次のデータを入力します:
- 証明書ファイル名: X.509 証明書を保有(*.pem)
- キー ファイル名: キーを保有
- キー ファイル パスワード: キー ファイルのパスワードを保有
- ルート証明書ファイル名: ルート証明書を保有
- 選択した内容を有効にするには、[テスト]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
[サーバーの機能]ページ
このページでは、アプリケーションに必要な機能のセットを選択することができます。
- DataSnap REST アプリケーションに追加したい機能を選択します。
- [次へ >]をクリックします。
- ヒント: 各機能の詳細については、それをクリックして情報セクションに表示される説明を参照してください。
認証
[認証]オプションを選択すると、TDSAuthenticationManager コンポーネントがサーバー フォームに配置されます。
TDSHTTPWebDispatcher コンポーネントはこの TDSAuthenticationManager を AuthenticationManager として使用するため、DataSnap サーバー用の HTTP ユーザー認証を実装できるようになります。 実態は、Authenticate プロパティが実装されます。 [認証]がオンの場合、クライアントは SQL 接続プロパティとして DataSnap ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
サーバー メソッド クラス
[サーバー メソッド クラス]オプションを選択して、TDSServerClass コンポーネントをサーバー フォームに追加します。 これにより、サーバー上でのクラスの定義が可能になり、クライアント アプリケーションにサーバー メソッドが公開されます。
[サンプル メソッド]オプションをオンにすると、ServerMethodsUnit には、EchoString と ReverseString という 2 つの単純メソッドが実装され、パラメータとして与えられた Value
を正常なそれぞれの逆の状態で返します。
[サンプル Web ファイル]オプションをオンにすると、一連のサンプル Web ファイルおよび関連ページがこのプロジェクトに追加されます。 [プロジェクト マネージャ]で、これらはすべてこの DataSnap サーバー プロジェクトの配下に表示されます。templates ディレクトリ内のファイルを調べると、ServerFunctionInvoker メソッドと ReverseString メソッドの実際の Web 実装を参照できます。
簡略化されたディスパッチャ
TDSRESTWebDispatcher を使用します(TDSHTTPWebDispatcher ではなく)。REST ディスパッチャは、REST のみをサポートします。HTTP ディスパッチャはまた、DBX/Native HTTP 接続もサポートしています。
モバイル コネクタ
[モバイル コネクタ]を選択すると、モバイル コネクタ開発用のプロキシ ディスパッチ機能がサポートされます。
サーバー モジュール
[サーバー モジュール]オプションを選択すると、DataSnap サーバー コンポーネント用に独立したモジュールが作成されます。 これにより、DataSnap REST アプリケーションで重量コールバックがサポートされます。
[サーバー メソッド クラスの上位クラス]ページ
このページでは、サーバー メソッド クラスの上位タイプを選択します。
- 以下の上位タイプのいずれかを選択します。
- TComponent: シンプルなコードのみの実装を提供。
- TDataModule: サーバー クラスで非ビジュアル コンポーネントを使用する場合。
- TDSServerModule: サーバーからデータセットをクライアント アプリケーションに公開するため。
- [次へ >]をクリックします。
[プロジェクトの場所]ページ
このステップは、このウィザードの[サーバーの機能]ページで[モバイル コネクタ]を選択した場合にのみ表示されます。
- をクリックして、アプリケーションが格納されるルートの場所を選択します。
- ヒント: 作成しようとしている Web アプリケーションのルート ディレクトリを入力します。 これは、プロジェクトの実行可能ファイルの出力ディレクトリであり、
.js
ファイル、.html
ファイル、.css
ファイルなどの Web アプリケーション ファイルやその他の静的ファイルの格納場所です。
- ヒント: 作成しようとしている Web アプリケーションのルート ディレクトリを入力します。 これは、プロジェクトの実行可能ファイルの出力ディレクトリであり、
- [完了] をクリックします。