パッケージ静的ライブラリ ファイル
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RAD Studio では、以下の場合にパッケージの静的ライブラリ ファイルを生成します。
- iOS デバイスまたは Android 向けの Delphi パッケージをビルドした場合
- デスクトップ プラットフォーム向けの Delphi パッケージで、[プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラ|出力 - C/C++]の[C/C++ 出力ファイルの生成]オプションの値が[すべての C++Builder ファイル (パッケージ ライブラリを含む) を生成]であるパッケージをビルドした場合
- C++ パッケージで、[プロジェクト|オプション...|C++ リンカ]の[静的パッケージ ライブラリ (.lib) を生成]オプションがオンであるパッケージをビルドした場合
パッケージの静的ライブラリ ファイルは、パッケージから生成された静的ライブラリ ファイルです。 アプリケーションで実行時パッケージを使用しない場合、インポート ライブラリの代わりに静的ライブラリを使用します。 「静的パッケージのビルド」を参照してください。
パッケージの静的ライブラリ ファイルのファイル名は以下のようになります。
<パッケージ>.lib
: 32 ビット Windows の場合<package>.a
: 64 ビット Windows および macOS の場合lib<パッケージ>.a
: iOS デバイスおよび Android の場合- メモ: iOS シミュレータ向けにパッケージの静的ライブラリ ファイルを生成することはできません。
条件を満たしたパッケージをビルドすると、パッケージの静的ライブラリ ファイルがデフォルトでは以下のフォルダに生成されます。
- Delphi および C++ での 32 ビット Windows の場合:
C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\Dcp
- Delphi での他のプラットフォームの場合:
C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\Dcp\<platform>
- C++ での他のプラットフォームの場合:
C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\23.0\Dcp\<platform>\<build configuration>
出力ディレクトリを変更するには:
- Delphi では、[C/C++ .obj/.lib 出力ディレクトリ]オプションを使用します([プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラ|出力 - C/C++] 内)。空のままの場合、[プロジェクト|オプション...|Delphi コンパイラ]で指定された[DCP 出力ディレクトリ]が使用されます。
- C++ の場合: [プロジェクト|オプション...|C++ (共有オプション)]の[BPI/LIB 出力]オプションを使用します。
関連項目
- 静的ライブラリ(静的リンク)(Wikipedia)